ライブ写真館 2009年12月

クラスタ今年最後のライブは、アカペラコーラス「トゥウェイストリート」の皆さんでした。メンバー全員が地元学芸大学のアカペラサークルのOBで、去年の春に卒業されました。卒業前にも一度ライブをしていただいて今回1年10ヶ月ぶりのライブ。皆さん各地に散らばって生活されている上に5人揃って練習するのも大変なことだったと思いますが、全24曲譜面を一切見ずに素晴らしい声のハーモニーを聴かせていただきました。パンフレットも凝ってます。藤井君のベースの滑らかな声質、正確な音程、そして本物と聞き違えるようなボイスパーカッション。あなたはすごい。前回に続いての超満員。アルバイトにみをさんがセーラーマーキュリーががんばってくれました。そしてまた新たな記録が!124杯連続生ビールの注文ゼロ。ありえん・・・。しかし彼らの結束力は見事と言うしかありません。これからも末永く続けられてください。

クリスマスです!年明けまでもう1週間切ってますよヒー。あわただしい年の瀬にお越しいただきました皆様ありがとうございます。倉田さんは30歳を過ぎて音楽家の道を志し大手企業のサラリーマンを辞めて、現在はオーケストラの編曲も手がけるプロの編曲家とヤマハのピアノ講師で食べている完全プロの音楽家です。サラリーマンを辞められた時期が私とほぼ同じで、その頃知り合った仲です。お互い形は違えど音楽の自営業者ということで、私にとっては同志を感じています。いつもテーマを決めてライブに臨まれる倉田さんですが、今回のテーマは、「1st.みなさん、今日がクリスマスです!」「2nd.年の瀬 魅惑のムードミュージック特集」でした。ポピュラー、ジャズ、クラシック、そしてオリジナルなど幅広いジャンルを実に上手い演奏で聴かせていただきました。テクニックももちろん素晴らしい上に、プロの編曲家だけに1音1音が計算された美しいアレンジなのです。やはりプロの実力は違うと感心させられます。次回のライブは倉田さんのお誕生日でもある2/26(金)に決まりました。次回のテーマはバースデーソング特集かなー?

今年のクリスマスイブライブは、人気・実力急上昇中のぶんこさんこと田川文子さんと三宅慎二郎さんのデュオライブです。ぶんこさんは来年の3月に卒業の予定の23歳現役女子大生です(クラスタ設定:)。クリスマスイブということで、クリスマスソングをたくさん、そしてジャズや国内外のポップスソングのプログラムでした。三宅さんのギターはますます絶好調!あのグルーヴ感とビート感は素晴らしい!ぶんこさんの歌声もきれいでかわいいです。実力派の23歳です(クラスタ設定:)。お客様全員にクリスマスプレゼントが配られました。活発なライブ活動を続けられていてお2人のバランス感は絶妙です。ぶんこさんの写真集が先行発売されていますが、来年はCDリリースも期待しています!

広島を中心に活躍されているギタリスト、山川義幸さんです。広島のギター文化発展のためにも毎日尽力されています。最近は東京のプロギタリストを広島に招いてのライブのプロデュースをされたり、ご自身も東京での演奏ツアーをされて広島と東京のギター交流も盛んに行なわれています。今回のライブは1stに横浜のブルースマン、林あきひこさんのソロギターライブ、2ndに山川さんのジャズやオリジナルのソロギター、3rdにジェシー船浪さんのソロピアノと山川さんとお2人でのボサノバライブという構成でした。10代の頃に武道館で開催された世界歌謡祭(グランプリは円広志さんの夢想花)で歌われた「酒場のギター弾き」の演奏もありました。来年も広島に行きたいですね!

「最高級ギターライブバーのクラスタ」と最高のジャズギタリストの宮之上さんに繰り返しご紹介いただき光栄です(^^)。いやーほんとに宮之上さんの演奏は上手いとかすごいとかを超越して楽しくて面白くて最高です!ピックを使わない指弾きから繰り出されるプレイはまるでギターが体の一部と化したような自由自在なスタイルです。もう笑っちゃいます。絶好調のオヤジギャグにも笑わせられます。常に楽しさ満点。今回はシークレットゲストに石橋レイナさん(エリナさん?)。ライブ後半は途中からセッション大会となり、クラスタの美少女アイドルでnikaさんと同い年(推定)のぶんこさんも宮之上さんの伴奏で歌っちゃいました!替え歌ジャズの人には大爆笑でした。宮之上さんのライブは本当に楽しいのでジャズに詳しくない人にもおすすめしたいです!来年もよろしくお願いします。

毎月この日が楽しみ!サンバサンバ!!サンバとオリジナルのシンガーソングライターの山本真莉さんと、日本人からもブラジル人からもブラジル人扱いされるけれど実は日本人最高のサンビスタ加々美淳さんです。加々美さんは世界中で活躍されていて、この日はなんと成田空港からクラスタへ直行!今回はフィリピンの美少女ボサノバシンガーのレコーディングとライブのお仕事だったそうです。加々美さん曰く「ものすごくかわいいですよ」というSofiaさんのCDはエイベックスから好評発売中。真莉さんは前回から完全立ち歌スタイルで体全体で乗っていました。サンバの他、オリジナルの新曲や日本語訳サンバも絶好調!そういえば真莉さんのギター伴奏のみで加々美さんが歌ったのって初めて見たかも。いつも全力汗びっしょりの演奏から生まれる心地よいグルーヴ感に今回もリラックスさせていただきました。ほんとなんです。この感覚を皆さんにも体験してもらいたいです。

待望の待望のライブ!江部さんは5年10ヶ月ぶり、石川さんは2年10ヶ月ぶり、長谷川さんはクラスタ初登場。全員が作曲家で編曲家ということもあり、最高のアレンジで、ボサノバを中心としたブラジル音楽、ピアソラ、オリジナル曲などをアンサンブルとソロでの素晴らしい演奏でした。石川さんのピアニカのテクニックと表現力の豊かさにはびっくりしました。あれほど奥の深い楽器だったとは!江部先生は日本一のポピュラーギターの編曲家として、昔から尊敬申し上げております。特に「風笛〜あすかのテーマ」の江部先生のソロギターアレンジは私のギター熱を再燃させた作品で、この曲に出会わなかったらクラスタはなかったと思います。クラスタのテーマ曲です。今回のライブでは風笛をトリオ演奏と江部先生のソロ演奏で2回も演奏してくださいました。トリオ演奏は秀逸すぎるアレンジで感動しました。江部先生のソロは私と運指が全然違う〜!いや本当に感無量です。ありがとうございました。

佐藤正美先生によるマスタークラスです。長年に渡りメジャー第一線で演奏家作曲家編曲家として活躍されてこられた経験と実績に裏付けられた、非常に鋭い実践的なピンポイントレッスンには、聞いているだけでも大変ためになります。今回受講された人とレッスン曲は、■高橋正樹さん(バーデンパウエルのイパネマの娘、悲しみのサンバ)■船渡川広匡さん(ジュリアーニの3つの小さなソナタ)■川村俊二さん(佐藤正美先生のマドレ)でした。いやそれにしてもピンポイントの内容が高度です。「その弾き方はちょっと変だね」「そうそう今の弾き方はいいね」。聞いていても私にはどこが違うのか分からなかったところもありました。受講生の人の演奏が上手いので指摘箇所も微細になるのでしょう。今回はいつもの倍くらいのレッスン時間でした。レッスン後は佐藤先生によるライブ。オリジナルやボサノバ、アドリブ入りのクラシックなどを素晴らしい音色と素晴らしい技術で演奏されました。ライブ後はいつもの飲みながら弾きたい人が弾く会に突入。私も勉強させてもらいました。実力が一気にアップする佐藤先生のマスタークラスは次回3/13(土)です。受講生受付中です!

多い資産の大石さんです!回を重ねる毎に女性客比率が上昇してます。今年の3月に酔弦堀尾ギター道場を優秀な成績で卒業後、ソロギターや自身のユニット、また多くのバンドのサポートなどで大活躍されています。数えで29歳だそうです。(なぜ数え?) ソロギターはベースをブンッチャブンッチャと刻むギャロッピングスタイルを中心とし、カントリー、ブルーグラス、洋楽ポップスなどのアレンジや、オリジナル曲を演奏されます。来年早い時期には2枚目のCDをリリース予定だそうです。この日は、初めて来てくださった地元美少女バイオリニストの磯部舞子さんとの突然セッションもありましたが、これが実に合う!次回1/8(金)のライブでも共演の予定です。これは楽しみです。

クラスタ初出演の「Gut&Steel」さんです。ナイロン弦ギターと鉄弦ギターのデュオなので「ガット&スティール」というベタで分かりやすいネーミングです。「フルート&ギター」とか「ピアノ&バイオリン」という名前のユニットはおそらく存在しないと思うのですが、あえてこのようなネーミングにするところに自信の表れを感じさせます。ライブの副題は「アーバンアンプラグドライブ」ですが、ギター2本にそれぞれラインとマイクで音をとるフルPA仕様。でもエフェクターやリバーブは一切無しのクリアな音での演奏でした。このユニットのスタイルはその場の雰囲気やお客さんの反応に応じて選曲&演奏する完全アドリブスタイルとのことで、今回はスピード感のある曲が多かったように思います。オリジナル曲を中心にチックコリアやピアソラの曲も演奏されました。国分さんは偶然にもハム美さんと同じ職場とのことです。優秀なギタリストが2人もいる職場っていいなあ。

今日から12月です。早すぎるヒー。この日のライブは久々の後藤アコボー正治さんとアメリカ在住から日本に戻ってきたばかりの水野てぃけ(TK)さんのお2人によるジャズギターデュオでした。先月とあるお店で初めて会われたお2人が即クラスタでのライブをブッキングされて、この日会うのはそれ以来とのこと。ジャズの人はそれで出来ちゃうからすごいですねー。譜面パラパラしてストップと言ったところの曲を演奏したりとか!水野さんのパワフルで説得力のある演奏と後藤さんの驚異の超高速アポヤンド奏法。偶然にもお二人とも金沢出身とのことです。両者とも上手すぎて隙がない素晴らしいギターデュオでした。息の合った実力者同士がお互い楽しみながら演奏されていました。スタンダードジャズを中心にサンバ・ボサノバのジャズアレンジも数多く演奏されていました。後半セッションでは水野さんと同じ大学の同じジャズサークルのずーーっと後輩というピアニストのお客様が参加して下さいました。これもバッチリ決まってました。次回のライブはもしかしたら2010年クラスタ初ライブとなるかもの1/9(土)です。聴いていて気持ちのいいデュオです。おすすめです!

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