ライブ写真館 2009年10月

今日で10月も終わり。早いですねえ。もうそろそろ年末の予定も決めていかないと。この日はクラスタ初ライブにして初ワンマンライブ、ピアノ弾き語りの

いやーもういつも楽しいライブをありがとうございます!山本真莉さんと加々美淳さんのサンバデュオ。今回は当日いきなりゲストとしてソプラノサックスの及川麻里さんが加わりますます音色豊かなライブになりました。真莉さんいつも衣装素敵です。そして超久々に日本一の合いの手名人織笠博士が見に来てくださって客席からも盛り上げてくれました。加々美さんも前回に続きサンバスイッチが入って最高のノリです。さすが本物のブラジル人は違う。(実は日本人)日本人の男性プロサンバシンガーってもしかしたら加々美さんしかいないのかも知れません。こんなに楽しい音楽なのにどうしてかなあ。どなたか後継者に立候補しませんかー?ライブとは関係ないですが、どうも最近ホワイトバランスが気になって、今回はオートで撮ってみました。色が安定しないけどこっちの方がいいかなあ。それともデイライト固定にするか?電球照明下での撮影は難しいですねー、って気にしすぎ?

ギターの大柴拓さん、バイオリン&ビオラの吉田篤貴さん、約1年ぶりのクラスタです。今回は大柴さんの企画では「どソロ」ということですが、半分は吉田さんとのデュオ演奏でした。いやーいい音でした。ギターもバイオリンもビオラも!大柴さんが途中でおっしゃっていましたが、今回のライブはビラロボス、ジスモンチ、ニャタリ、ジョビンなどのブラジルの作曲家の作品が多かったです。また短すぎてなかなか演奏会では弾かれる事が少ないクラシックの名曲もまとめて演奏されました。吉田さんはバイオリンとビオラを演奏されましたが、ゲストといいながらもやっぱりギターとのアンサンブルとなると音量や迫力でどうしても主役はこっちになります。どちらも生音でしたがバランス良くとても息の合った演奏を聴かせていただきました。大柴さんはいろいろなジャンルのユニットで演奏されることが多く、1人で弾くことの多い一般のクラシックギタリストの人たちよりもアンサンブルにおける演奏をよりお分かりになられているように感じました。とてもいい音でいい演奏でした。ありがとうございました。またお待ちしてます!

多い資産じゃなくて大石さんです。(何回やっても誤変換されるのはなぜ!?) 堀尾和孝酔弦道場出身の若きプロギタリスト大石善也(よしなり)さん。低音をリズミカルに刻むギャロッピングのテクニックを生かした軽快で明るい演奏が印象的です。オリジナル、ポップス、歌謡曲、ブルースなどレパートリーも盛りだくさん。明るいキャラクターでとにかく場を盛り上げてくれるエンターテイナーです。多い資産じゃなくて大石さん(FEPが学習しない〜)みたいに「ギャロッピング」という自分の得意なジャンルを全面に出している人は印象に残りやすくて強いと思います。もちろんそれだけではない人ですよ!途中コレクター木村さんのビンテージのマーチンD−28をつかっての演奏もありました。翌日は女優の渡辺えりさんのバックでギター伴奏のお仕事だそうです。すでにメジャーとのコネクションも確保!!今後の活躍も楽しみです!次回は12/4(金)。よろしくお願いします。

日本を代表するギター作編曲家兼演奏家の佐藤正美さんです。今回は世界的超名器アグアド(自称時価1050万円!)使用です。珠玉のオリジナル曲を中心に、クラシックやポピュラーアレンジなどを本当にやさしく美しい音色で演奏されます。今回はメトロノームと合わせての演奏も試されていました。そして今回の目玉はクラスタ初演のジスモンチの大曲。「サルバドール」ともう1曲すみません曲名忘れました。佐藤さんのライブはいつも18時半開演でその分早く終了するのですが、その後が超お得タイ〜ム!お酒好きの佐藤さんとの飲み会が始まり、しばらくするとお客様の演奏会になります。ここで佐藤さんからの超的確なワンポイントレッスンが受けられます。指摘を受けた本人はもちろん、聞いているだけでもものすごーく勉強になります。佐藤さんは長年メジャー第一線で活躍を続けられている一流ギタリストですから説得力抜群です。レッスンの時は店の安物のヤマハを使われるのですが、こんなギターでも素晴らしくいい音を出されます。これを聞いてしまうと、無理して高いギター買わなくたっていいかも?なんて錯覚させられるのは私だけ・・・かな?最近再び需要が伸びてきている佐藤さんのオリジナル曲集ですが、本当に品薄で、アマゾンやヤフオクでは7000円以上の高値が付いているそうです。出版元にもすでに在庫は無いそうです。しかしなんと佐藤さんがクラスタ店頭販売用に手持ち在庫を持って来てくださいました。下の写真です。楽譜に模範演奏CDとTAB譜も付いて3000円です。さらに佐藤さんのサイン色紙も付きます!これも品薄ですのでご希望の人はお早めにどうぞ!!

セミプロとして積極的なライブ活動をされているお2人、高橋正樹さんと釜谷明也さんです。高橋さんはクラスタの各種フリーコンサートの超常連さんで「高橋デー」の担当もお願いしております。クラスタ以外での演奏会にも積極的に参加されていて、お仕事以外の時間は全てギターに費やされているのではないかと思えるほどです。総レパートリーは推定200曲(クラスタ設定値)!この日はボサノバと佐藤正美師匠の作品を中心にアンコールも含め45分で14曲。どれも本当に素晴らしい演奏でした。桁違いの練習量だと思います。釜谷さんはクラスタ大人気イベント「釜谷デー」を担当していただいているセミプロミュージシャン。キャッチフレーズは「縦鳴りの力強い振動」(byアルカフェだんさん)。Tシャツを脱いでセクシーな胸毛チラ衣装でスポット1個の「釜谷照明」の渋い雰囲気の中でのフラメンコギターと津軽三味線の詳しい解説を交えながら文字通り迫力の縦鳴り演奏でした。今日のライブはお2人とも全曲暗譜演奏。ギターインスト界も確実に層が厚くなってきました!

京都の超クラシックギタリスト長岡増男さんです。10月第3土曜日恒例になってきました。今回のプログラム『羽衣伝説(藤井敬吾)、シャコンヌ(DADGAD)(バッハ)、G線上のアリア(バッハ)、バーデンパウエル特集 「アペロ、イパネマの娘、ジェット機のサンバ、悲しみのサンバ、トリステーザ」、ボレロ(ラヴェル)、エスパーニャカーニ(マルキーナ)、ブラジル(バローゾ)、ラヂオ体操第2(団伊玖磨)、剣の舞(ハチャトリアン)』冒頭2曲はどちらも20分弱の大曲。しかしDADGADチューニングでバッハとは!長岡さんによれば「これだとバイオリンの楽譜がそのまま弾ける」とのことですが、私にはよく分かりません。そして今回はバーデンパウエル特集。バーデンの代表的なソロギターを5曲も!極めつけは超絶「剣の舞」と「ラヂオ体操第2」。面白すぎてまたまた笑ってしまいました。「テクニックではかなわないので人と違ったことをしようと思ってます」とのことですが、いやーすごいテクニックですよ。会場では売り切れとなったCDの追加分が長岡さんから店に届きました。ラヂオ体操ありますよ〜!次回のライブは来年の10/16(土)です。

地元国立が誇る超絶ジャズギタリスト関口祐二さんです。音量のある664ラミレスで完全生音ライブ。私もこのギターを弾かせていただいたことがありますが、1曲弾いただけで左手がフラフラになりました。それであの高速の指さばきで2時間演奏されるのですから本当に超絶です!サプライズで関口さんの師匠で世界的ジャズギタリスト宮之上さんがお客様として見に来てくださいました。これはもう当然のごとく(いやムリヤリか?)関口さんとアドリブセッション!ヒーもうすごすぎて笑える〜!!関口さんは今月末から怒涛の8日連続の西日本ツアーに出発されます。10/28名古屋、29神戸、30広島、31宇部、11/1山口、2西条、3松山、千秋楽は4日大阪グラナダです。広島のライブは昨年クラスタ広島ツアーでもお世話になった会場「スタジオダック」さんで山川義幸さんがプロデュースされるのですが、なんとこの日広島から来て下さって関口さんと初対面。特別ゲストとして演奏していただきました。中国四国の皆さん!ギター人口の多い東京でも関口さんのような超絶な人はほとんどいません。ぜひこの機会に関口さんのライブツアーに足をお運び下さい。超絶推薦です!!

クラスタ人気イベント「ぶんこ☆DAY」の美少女シンガーぶんこさんこと田川文子さんと、「三宅デー」のスーパー火の玉ロックギタリスト三宅さんのお2人によりクラスタで生まれたフレッシュデュオ、ジャズ&ポップスユニットです。すでに多くのライブ活動をされて来ていますが、この日が記念すべき完全ワンマンライブ。ぶんこさんはクラスタ設定23歳女子大生(本当はもうちょっと上)で、ほんわかした雰囲気を残しながら力強くクリアーな声色で歌い上げます。ぶんこさんはアカペラグループでも活躍されていますが、ソロでの実力も回を重ねるごとにぐんぐん上昇中です。ここ数ヶ月で本当に見違えるように上手くなりました。ファンの皆様のご協力により写真集「ぶんこ本」も今年7月に出ました!三宅さんのギターはジャズのグルーヴ感とロックのビート感にあふれています。一度耳にした曲はすぐ自分のものにしてしまう北斗水影心の使い手。知らない曲でも前日にyoutubeを見て即対応出来ちゃうというプロ真っ青の実力です。今後がますます楽しみなデュオです。次回は12/24クリスマスイブライブ。数々のクリスマスソングに期待しちゃいます!

うーん、やっぱり倉田さんは上手いなあ。クラスタ・ピアノ部長(勝手に任命)の倉田典明さんです。オーケストラの編曲も手がけるプロの編曲家としても活躍されています。この日は超大型台風が東京直撃で終日ダイヤが乱れまくりの中、満員となりました。ありがとうございます!いつもテーマを決めてライブに臨まれる倉田さんですが、今回のテーマは、「1st 秋の夜長の印象派」「2nd 秋はやっぱりジャズでしょう」ということで、前半はドビュッシーやラベルの曲を中心としたクラシックを、後半は一転して有名なジャズの曲そしてオリジナル曲の演奏でした。前回のライブと全く曲がかぶってないのってすごいことだと思います。しかもクラシックとジャズの両方とも弾きこなしてます。ライブでそれをやれちゃう人ってなかなかいませんよー。倉田さんは「アレンジをやっていると、その時の自分のテクニックの範囲内で弾けるものしか作れないから、やっぱりクラシックをしっかり練習しないといけない」 とおっしゃっていました。我が意を得たりです!あれだけ弾ける編曲家の言葉だけに非常に説得力があります。そうなんですよーそうなんですよー!

笑った〜!渡海さんってほんとに面白いです。約1年ぶりの渡海真知子(ワタルミマチコ)さんのライブです。19時前から本番さながらのリハーサルが始まったのですが、歌いながらキーを探しててキャッキャ言いながら同じ曲で3回も4回も変えたりしてすでに天然ぶりを発揮。それに簡単に対応しちゃう加々美さんもさすがです。お客様がどんどん集まる中リハーサルはライブ開始時間過ぎまで続きました。渡海さんのライブはリハーサルから見ないと損かも?ライブは加々美さんの驚異的なグルーヴ感の圧倒的迫力のギターに乗せての渡海さんのパワフルボーカル。楽しい歌は楽しそうにはしゃぎながら、悲しい歌は今にも泣きそうになりながら、自ら「自分の全てをさらけ出して」とおっしゃった通りのパフォーマンスでした。そう、それが出来るのがプロなんだと思います。本当に最高に楽しいライブでした。次回もとても楽しみにしています。

おなじみのよねっぴさんと、クラスタライブ初登場のシンドウアツコさんのギター/ピアノ弾き語り対バンです。よねっぴさんは現在過去の経験を元にした歌詞を力強いギターと声で歌い上げます。シンドウさんはポエム風の歌詞を優しいピアノで爽やかに歌います。ゲストとしてカホンのケータ君とギターの坂田さんがそれぞれ加わりました。事前ご予約人数の8倍以上のお客様で予期せぬ超満員。盛り上がり方も半端じゃなかったです。お客様で来てくれてた美奈ちゃんに連日アルバイトやってもらいなんとかなりましたー。

すごかったー!上手すぎ凄すぎ!!超満席!!!超絶シンガーROCOちゃん、8ヶ月ぶりのクラスタライブです。ピアノ伴奏のMIEさんは初出演。お二人は四国愛媛県西条市出身で、中学高校大学と10年間同級生だった間柄だそうです。中学高校はあるとして大学まで同じって珍しいですねー。ROCOちゃんの歌声は、透き通ってどこまでもどこまでも高く突き抜けるて伸びる高音が素晴らしすぎます。フレーズの最後の最高音は普通は苦しそうになるものですが、ROCOちゃんの場合は一番高い音でさらに声量がアップして伸びる伸びる。鳥肌立ちました。彼女の限界が見えない〜!私のリクエストで広瀬香美さんの歌も歌ってくれましたが、ROCOちゃんが歌うととても簡単な歌に聴こえて来ちゃうから不思議です。メインは英語のポップスでしたがイギリス留学経験もあり生きた英語で歌う彼女の歌は説得力があります。MIEさんのピアノはROCOちゃんの歌を生かすとても良い伴奏でした。途中にゲストで奈々ちゃんとの見事なハーモニーも聴かせてくれました。ROCOちゃんは奈々ちゃんのバンドにサポートコーラスとして参加されていて息もピッタリでした。ROCOちゃんはとっても気遣いの人で、お一人一人のお名前を書いた座席札全てにひと言コメントまで入れてました。ライブに臨むにあたっての意気込みがすごいです。地元からお母様やご親戚の人もいらっしゃって、時々西条弁になるのもかわいかったです。ROCOちゃん、あなたはプロになるべきです。

前のページに戻る