ライブ写真館 2009年9月

毎月ご出演いただいている日本を代表するギター演奏家兼ギター作編曲家の佐藤正美さんです。今回は約2年ぶりのマスタークラス(上級者公開レッスン)です。受講者の皆さんは受講順に、1.関口隆正さん(カーニバルの朝(ボンファ))2.川村俊二さん(フローズンフォレスト(佐藤正美))3.高橋正樹さん(サンバエテルナ(佐藤正美))4.粟戸智之さん(カヴァティーナ組曲(タンスマン))、でした。佐藤先生の非常に的確なワンポイント指導は見ているだけでも大変勉強になりました。まずは「メロディー最優先」が最重要。常にメロディーをしっかり意識して演奏することを力説されていました。その他にも「ビブラートの効果的なかけ方」や「開放弦のビブラートのかけ方」「ダイナミックレンジを生かした演奏」「トレモロの効果的な練習方法」など大変有意義な内容でした。レッスン後は佐藤先生の模範演奏ライブ。さすがに素晴らしい!卓越した技術と優しく美しい音色、そして膨大なレパートリー。佐藤先生のようなトッププロの生演奏を聴くことはそれイコール、聴く人の演奏力の向上になると思っています。

地元国立が誇る超絶ジャズギタリスト&ギター教則本執筆者の関口祐二さんです。ジャズのスタンダードと数多くのオリジナルをバリバリと2時間たっぷり。あそこまで指が動くのを見ているとそれだけで爽快です。後半から熊本から復活のK村さんの合いの手も入りさらにノリノリ絶好調超盛り上がりに!ご来店のお客様全員がCDを購入され持って来られたCDは全て売切れになりました。関口さんは来月後半から再来月前半にかけて怒涛の西日本8日間連続ツアーに出られます。名古屋−神戸−広島−宇部−山口−西条−松山−大阪と回る予定ですので、お近くにお住まいの人は関口さんのHPからスケジュールを確認してぜひお出かけ下さい。

熊本で活躍されているギタリストなゆたさん、2年ぶりのクラスタライブです。そして同じく熊本で“Wall Flower"のお名前で活躍され、なゆたさんとの共演も多いピアニスト辻川真理さん、初出演です。前半は辻川さんのソロ。オリジナルのピアノインストを中心に歌も歌われました。優しい音色のピアニストです。後半はなゆたさん。自作の光るギターがさらにパワーアップしていました。なんとサウンドホールが光り輝いています。ギターを、たたく!こする!ゆらす!はじく!うなる!うたう!さまざまな技を駆使し激しい曲からムーディーな曲までアコギ一本で表現できる限界を追求しているようです。髪型は9種類あるそうで、この日は紫のストレートのロン毛でした。意味分からない人はなゆたさんのライブ見に行ってくださいねー。なゆたさんはいつも熊本名物「馬刺しの燻製」を持って来てくださいます。店のそば焼酎「那由多の刻」でライブが始まる前から私も一緒に飲んでしまいました。さすが馬刺し激馬です!来年もお待ちしてます!

世間では今日から5連休で「シルバーウィーク」とか言ってますが、クラスタは連日びっしりスケジュールが入ってます!連休初日は、ボサノバのスタンダードを歌う美少女シンガーの高見美保さんです。(美少女はクラスタ用語なので突っ込まないように) 弾き語り伴奏の技術向上のためにクラシックギターも習われているそうです。ギターは魅惑の低音のヤコピ。高見さんほどスタンダードにこだわって歌っている人は意外といないです。ボサノバってどんな曲があるのかなあって興味がある人にはとってもおすすめですよ。高見さんには来月から偶数月の第3月曜日に高見さんの公開練習日兼、ボサノバ弾き語りオープンマイクのイベントを主催していただくことになりました。ボサノバファンの皆様どうぞよろしくお願いいたします。

クラスタでは意外と少ない鉄弦ソロギターライブです。前半は冨田さん。鉄弦でバーデンパウエルを中心としたブラジル音楽やラグタイム、浜田さんの作品、チェットアトキンスなど堅実なテクニックでの演奏でした。この日は弾かれませんでしたがクラシックも得意とされているそうで、とても幅広いレパートリーをお持ちの人です。後半は小樽在住のラグタイムギターの日本第一人者の浜田隆史さん。東京名古屋大阪広島九州と約3週間のロングツアーの2日目。独自のオタルナイチューニングでの圧倒的なテクニックと迫力でのガシガシ演奏に目と耳が釘付けです。また私は、浜田さんは日本一のシンガーソングライターだと確信しております。素晴らしい歌の数々は他の追随を許しません。絶対ケータイを持たない主義で知られていた浜田さんですが、なんとついにケータイを買ったそうです。しかも「i-phone」ヒー。もうすでにバリバリ使いこなされていました。「ケータイ絶対許さない」に代表されるアンチケータイソングを毎回歌われていたので今後どうするんだろうと思っていたところ、謎の覆面シンガー君が現れて浜田さんの代わりに歌って行きました。彼は一体何者なのでしょう?一方浜田さんは新曲の「ケータイがつなぐ遠距離恋愛の歌」を歌いました。今後のケータイ賛歌にも期待しましょう。浜田さんのツアーは始まったばかり。皆様応援よろしくお願いいたします!

サンバ最高!!私はサンバが大好きです。いやーいつもにも増してノリノリのライブでしたー。真莉さんギター弾きながら立って歌うの初めてだったかな?サンバのスタンダードの他、真莉さんのオリジナル、日本語歌詞で歌うサンバ、加々美さんのオリジナルなど超たっぷり。ライブが終わったのは23時近かったです。前半だけで1時間、休憩中に加々美さんが練習と称してのソロが始まってそれだけでまた1時間!なんて楽しそうに歌うのでしょう。加々美さんは9/28(月)に横浜モーションブルーで自らがメインで歌うライブを開催されるそうです。加々美さん汗びっしょり。真莉さんの日本語で歌う爽やかなオリジナル曲にはほっとされられます。いい歌ばかりです。

大阪を中心に活躍されているギタリスト、天満俊秀さんです。大阪の超老舗ギターライブバー「グラナダ」さんでは10年以上レギュラー出演者として演奏されています。今回は2年ぶりの東京ツアー。昨日が初日で今日が最終日だそうです。東京での完全ワンマンライブはこの日が初めてとのことです。打田十起夫さんの教則本でブルースギターを学ばれブルースギターも得意とされていますが、今は主にアイルランドの音楽を中心に弾かれています。その美しい演奏からかいつのまにかさわやか好青年のイメージで見られることが多くなったそうですが、ご本人はそのイメージを壊そうとがんばってるそうです。実際関西弁でのトークがむちゃくちゃ面白くて爆笑の嵐でした。世界や日本各地での演奏旅行の経験談などのお話が次から次へと出てきて、トーク&ライブのスタイルがとても楽しいです。もちろん演奏も素晴らしく、一曲終わる毎の拍手の長さが他の日より明らかに長かったです。いやー本当に楽しいライブでした!

弾いて歌える5人編成のスーパーユニット「ノミの心ぞう」さんです。5人いてギターがいないというのも特長です。ポップス・ジャズを、高音域のウクレレ、重低音のコントラバス、軽快なリズムを刻むパーカッション、それに何でも楽器演奏家の純吉さんのケンハモ&ウクレレ。個人技もすごいし、全体のバランスも抜群。全員がアカペラシンガーということもあって、弾きながらのコーラスもあります。そして激ウマのジャズシンガー祥子さん。彼女の歌は一度プロのジャズ評論家に聴いてもらいたいですよ〜!今回のゲストはウクレレ弾き語りのオオモリメグミさんでした。しかしやはり一眼レフは画質がいい。困ったな〜。

ウクレレでボサノバの「レレデボッサ」さんです。週末のお昼にはクラスタにてウクレレ教室をやっていただいております。いつもお世話になっております。ウクレレのキヤマンさんとボーカルのMegさん。そして日本を代表する女性ジャズギタリスト(言っちゃった)の志賀由美子さんのトリオでお送りしました。あ、そういえば今回Megさんウクレレ弾いてない?パワー、テクニック、リズム感、いつもながら素晴らしい演奏です。Megさんは近々なんとあのオータサンのCDレコーディングに参加されるとか。すごいですー。ゲストには高弟のクリオさんとダイマさん。レレデボッサさんには優秀なお弟子さんが揃っています。今回の写真は一眼レフで撮りました。うーんさすが感度1600に上げても全然画質がいい!

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