ライブ写真館 2009年3月

平成20年度も今日で終わり。外では桜が咲き始めています。この日は去年の秋から始まった「クラスタ・女性ボーカルナイト」で人気の高かった皆さんによる対バンライブです。1stの椎名友希さんは普段はカラオケでのライブをされることが多いそうですが、今回はオールピアノ弾き語り。本職は競馬記者だそうで、競走馬を題材にしたオリジナル曲が多いのが特長です。でもそう言われないと分からないかも。ゲストにアイドル仲間(?)のマリさんが1曲参加されました。2ndは悠佳さんと美穂さんによるライブ。悠佳さんは高音をパワフルに歌い上げるシンガーです。美穂さんのピアノ伴奏がかなり上手い!ジブリ映画の歌やポップス、ジャズ、オリジナルなど幅広いレパートリーです。新人美少女シンガーの登場、これからも期待しています。

美人ボサノバシンガーの高見美保さんです。(なんとなく彼女に対しては「美少女」って言ったらいけないような気がしてきました)トークもしっかりとほのぼの系でとっても癒されます。演奏曲目はジョビンの有名曲を中心としたボサノバスタンダードがずらりで、まさにボサノバライブの王道といった感じです。ここちよい歌とギターのアンサンブルが心を癒してくれます。高見さんはかなりの花粉症だそうで、この季節のどの管理が大変とのことです。私も花粉症もちなんですが最近はだいぶ少なくなりました。いよいよ桜の季節ですが、桜の花粉症ってあんまり聞かないですね。4/5(日)はクラスタお花見会やりますので皆さん参加してくださーい。

タンゴ歌手、プログレ歌手、昭和歌謡歌手、作家、脚本家、女優、モデルと幅広く活躍されている是枝みきさんによる総合芸術舞台「これりんワールド」です。ピアノ伴奏は日本タンゴ界をリードする「エルフエジェ」のバンマス佐藤美由紀さん。ステージでは役になりきるさんはなんとパジャマ&裸足で登場。「妄想」=「夢」にかけたものでしょうか?内容はこれりんさん書下ろしの脚本で、さまざまな年齢や職業の「カナコ」さんがいろんな事件を経験すると言ったお話で、女性の気持ちを表現した割とシリアスな内容が多く迫真の演技とともに思わず引き込まれてしまいました。話と話の間には美由紀さんのパワフルなピアノ伴奏によるタンゴの熱唱がありました。今回はピアノの弦は無事でした。これりんさんはすごいです。何とかして世に売り出したい人です。

日本を代表するギター作曲家兼演奏家の佐藤正美さんです。今回も世界的名器アグアドです。豊富なオリジナルを中心に、ボサノバ、バーデン、映画音楽、ビートルズ、クラシックなどレパートリーは多種多様です。クラシックも楽譜どおりに美しく弾いた後はアドリブを加えての演奏で、クラシックだから特別という感覚はありません。クラシックギタリストとは違った発想の自由さが感じられます。定期的に戸隠ギター合宿も開催されていて、夜遅くまでの飲み会が楽しそうです。私も一度行ってみたいです。佐藤さんと言えば何と言ってもあの柔らかで美しいギターの音色が特長です。その秘密の一部を教えて下さいました。爪はある程度伸ばしてはいるけれども、爪には当たらないように指先で弾いているのだそうです。佐藤さんのライブはいつも新しい発見があります。私もやってみようかなあ。

いやーすごい。良かった!新潟在住のシンガー奈々ちゃんとクラスタではいつも大変お世話になっているスーパーギタリストの三宅慎二郎さんのデュオライブでした。三宅さん連日ありがとうございます。お2人は2007年7月にクラスタで偶然に出会いそして多くの人が集い「ナナビッツ」というユニットが出来たそうです。いやーそれにしても奈々ちゃんの声は素晴らしい。音程に寸分の狂いもない透き通った歌声です。そして三宅さんの卓越した即興アレンジ力とビートたっぷりのギター伴奏も素晴らしい。オリジナル、アメリカンポップス、アンジェラアキなど全て素晴らしい!奈々ちゃんは劇団四季を経てSKDでも活躍したプロの舞台人だけあって、常にお客様に対して訴えかける表現力がまさにプロのエンターテイナーでした。ライブ後は私の知らない間にいつの間にかセーラームーンに変身していて大撮影大会がっ!!カメラを向けられるとポーズを取ってくれたりと大サービス。人に見られる商売のプロ意識というのを強く感じました。すごいすごい。

ポカポカ陽気です。桜もあっという間に咲いてあっという間に散っちゃいそうです。店内の温度計を見たら27℃ヒー。ついに冷房を入れてしまいました。最近クラシックギターのライブが少なくなってちょっと寂しいです。クラシックギターを弾かれるお客様の割合はものすごく高いのに!現状では関口さんが最後の砦的な存在です。偶然にも「関口さん」のライブが続いていますが、お二人は親戚でも何でもありません。関口隆正さんは世界的なプラネタリウム設計技師として活躍しながらクラシックギターの腕は荘村清志さんから最大級の絶賛を受けたほどの腕前で、特にトレモロ奏法の美しさでは彼より上手い人は世界中探してもそうそういないだろうと思われます。現在は佐藤正美氏に師事され作曲者である師匠ご本人も最近あまり演奏しなくなったオリジナルのトレモロ曲を全て継承し、その素晴らしさを世に伝えています。大曲、小品さまざまな曲をたっぷり演奏されていったん終わった後も、その後にご来店されたお客様のためにさらに演奏を再開して下さいました。そのサービス精神とレパートリーの豊富さには感動しました。ということでクラスタではクラシックギターライブ大募集中です!よろしくお願いします。

地元国立が誇るスーパージャズギタリスト、関口祐二さんです。今回もラミレス完全生音でのライブです。関口さんはいろんな出版社からもう数え切れないくらいの楽譜を出されているのですが、最近はそのペースがさらに上がっているようで、毎月新しい楽譜を持って来られます。ウクレレの教則本も出されていて、今回のライブではウクレレソロの演奏もありました。またコレクター木村さんが持ってこられたアーチトップの鉄弦ギターをフラットピックで何曲か演奏してくださいました。「ピックじゃ弾けないんですよ」とか言いながらも、関口さんレベルの「出来ない」も常人から見ると激ウマです。いつものように超絶演奏ライブの途中に、こっそりと、なんとあの世界的ジャズギタリストの宮之上貴昭さんがお客様で来て下さいました!関口さんの師匠です。当然の流れで(?!)ライブ後半は宮之上さんとのスーパーデュオ!宮之上さんの演奏、音ももちろんすごいんですが、まるでギターを体の一部みたいに扱ってて見てて面白くて思わず笑ってしまいます。4月には2年ぶりのクラスタライブ。これは見なきゃ損!

いつも元気がもらえるライブの古瀬陽子(コセヨウコ)さんです。パワー全快。休憩を挟んでもしかしたら3時間くらいの長時間ライブだったかも!?ホワイトデー(の前日)ということで、お客様全員になんと手作りのクッキーのプレゼント。私もいただきました。ありがとうございます。あれ?最近のホワイトデーって女の子からのプレゼントの日になっているのかな。私いっぱいもらいっぱなしで申し訳ない。古瀬さんの歌は希望に満ち溢れ、両親に感謝しようっていう、前向きで明るいものが多くて、気持がストレートに伝わって来る感じです。この日はご家族のお話、特にお父様の話題で持ちきりでした。娘さんに負けず劣らずパワーのあるお父様のようです。そんなお父様と今はとっても仲良しだそうです。いいですね。うちのピオは音楽よりも美術の方に興味があるようです。プニュちゃんの血筋だー。

クラスタライブ初出演の大石善也さんです!大石さんは昨日堀尾和孝師匠の酔弦道場を優秀な成績で卒業されたばかり(学校?)。そしてなんと今日は28歳のお誕生日ということもあってか、立ち見大入り満員となりました〜!おめでとうございます。ありがとうございます。プレゼントの山でしたねー!大石さんはギャロッピング奏法をメインにオリジナルやポップスを軽快に、そして堀尾師匠直伝のおなじみオールディーズレパートリーもものにしています。まだ少し荒削りのところもありますが、自然体で和み系のトークで終始笑いを誘い、全体として素晴らしいエンターテイメントショウを作り上げる力は素晴らしいと思います。お父様もミュージシャンで共演されることもあるそうです。いいことですねー。礼儀正しくて、とても前向きな姿勢を感じる人なので今後の成長も楽しみです!

Megさん今回も萌え〜!キヤマンさん率いるウクレレ・ジャズ・ボサノバユニット「レレデボッサ」さんです。クラスタでは土日のお昼にお二人でウクレレ教室を開催していただいておりまして、お弟子さんは確かもう30人くらいいらっしゃったはず。東京ウクレレ界の一大勢力に成長しています。レレデボッサさんはキヤマンさんとMegさんのお二人をコアメンバーとして、キヤマンさんが目をつけた女の子をMegさんがナンパしてメンバーに加えるというシステム(?)になってるそうです。だからいつも男性はキヤマンさん一人だけ。今回はフルートの森田さんが初めてメンバーに加わり花を添えてくれました。基本的な演奏はもちろん、皆さん即興の名手でもあり聞き応え十分。いつも衣装に大注目のMegさんは今回はなんとセーラー服に着替えての熱唱。Megさん素敵です。そのまま高校行けます!

寒い日が続きますが、南半球の国ブラジルは今夏真っ盛り。リオデジャネイロでは先週「リオのカーニバル」が終わったばかり。クラスタでも熱いサンバで大盛り上がりでした。真莉さんはサンバ、日本語訳サンバ、日本語オリジナルと幅広く歌うシンガーソングライター。ギターも弾きますが、加々美さんとのライブの時はギターを弾かずに立って歌われることも多いです。透き通った声が気持いいシンガーです。加々美さんは最新のCDで、あのジョアンボスコ氏に絶賛された、日本を代表する、というよりすでに世界的なサンバミュージシャン。今でもブラジルを行ったり来たりの生活を送られています。最近は東南アジアでボサノバがブームになっているらしく、そちらでのお仕事も増えているそうです。ところで私は加々美さんの長髪を真似しようと去年の1月から髪を伸ばしてパーマもかけました。(加々美さんは天パ) しかし、元来不精な私は髪の手入れにうっとうしくなってしまい翌日バッサリ切ってしまいました。人生で一番長く髪を伸ばした記念に今回は加々美さんと並んで記念写真を撮らせてもらいました。これ書いてる時点ですでに刈り上げになっております。天パーの人はいいなあ。

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