ライブ写真館 2008年10月

日本を代表するアコギエンターテイナー、堀尾和孝さんです。この日10/31はハロウィーン。仮装もしくはコスプレをしてくれた人には堀尾さんから運気グッズのプレゼントがありました。私もシャア少佐を着ていただいちゃいました。ありがとうございます。プレゼントはヒマラヤの岩塩詰め合わせセットでした。飴と間違えて口に入れたら超塩辛かったですヒー。堀尾さんも途中で犬の仮装で登場!特製手作り「酔弦ストラップ」がひときわ目をひきます。この日はなんと四国で堀尾さんのライブを見たという高知からのお客様もいらっしゃいました。さすが全国的な人気です!連日連日のライブですが毎回全力投球で超盛り上がり。年間250本のライブは、技術・パワー・タフさ・話術・人柄・音楽性、そのどれもが人並みはずれてすごくなければできません。プロ中のプロです。年1回もやらない自称プロの人たちは見習ってください!堀尾さんといえばボーリング。パーフェクト経験もあるそうです。ちょうどこの日クラスタのお隣にある超老舗のボーリング場「国分寺パークレーン」が閉館しました。国分寺の街も少しづつ変わっていきます。

クラスタからデビューした美少女ボサノバシンガー高見美保さんと、高見さんとはクラスタで知り合ったという柳澤さんのデュオによるボサノバライブです。ボサノバのスタンダードを高見さんのほのぼのトークを交えてお届けしました。ボサノバといえば、来週来日公演予定だったボサノバの神様、ジョアンジルベルトさんのコンサートは、本人体調不良のため12月に延期されました。もうお歳ですから、ちょっと心配ですね。という私は一度も見に行ってません・・・。

日本を代表するギター作曲家兼演奏家、そして世界的なバーデンパウエル研究家及びタルレガ、バリオスと並ぶトレモロ曲作曲家でもある佐藤正美さんです。クラスタ常連様の高橋正樹さんと関口隆正さんが佐藤先生の作品を世に広めるべく積極的なライブ活動の中で多くのレパートリーを演奏されています。今回のライブでは久々となる世界的超名器アグアドを使用されました。オリジナル曲を中心にバーデンパウエルやクラシックギターを演奏してくださいました。佐藤先生のギターの音色は小さな音でも芯がはっきりしていて透き通ったやわらかい美しい音です。いくら名器アグアドでも素人が弾いたらこういう音は出せないでしょう。優れた名器は優れた演奏家によってその真価が発揮されるのです。そしてそういう人は安価な楽器であってもその性能を100%近く引き出しきれいな音を出すことが出来るのです。生の演奏を間近で聴いて初めて思い知らされることです。佐藤先生のライブはチャージが高いだけのことはあります。いやレッスン料だと思えば高くありません。ライブ後は実際にワンポイントレッスンも受けられます!皆様ぜひお越し下さい。ライブレポート1000枚目!

美少女ピアニストの三和ちゃんです。前半はクラシックの有名曲、後半はカンツォーネや映画音楽、ディズニー、日本の曲などで、全体的にどの曲も誰でも知っている有名曲ばかりでした。1曲ごとに立ち上がって曲の説明をしてくれるというお客様に優しいスタイルです。結婚式場での演奏のお仕事をされているそうで、そこで起こったいろんなエピソードのお話も楽しいです。クラスタはギターのライブが中心でピアノソロでのレギュラーは現在三和さんだけです。せっかく生ピアノがありますので、ピアノのライブももっと増えたらいいなあ。

実力派美少女ジャズシンガーの門間瑠依ちゃんとスーパーフィンガーピッカーの三宅慎二郎さんの「アコースティック・ジャズデュオライブ」。早いものでクラスタでは第5弾となりました。デュオ結成1周年記念だそうです。軽快なギター、というかいやパワー的には軽快さを通り越しているはずなのに、でもやっぱり軽快さを感じさせる三宅さんのギター。実にメリハリがあって聴き応えのあるギターです。誰が聴いても絶対ピックを使っているようにしか思えない演奏なんですが、実は完全なる指弾き。指弾きであれはありえないですよー!これは三宅奏法と呼んでもいいくらいユニークな奏法です。瑠依ちゃんは低音域をとく意図するシンガーですが、前回と比べたら音域が広がってきているような気がしたのは気のせいでしょうか。今までは低音部でフレーズをまとめていた感があってそれはそれで特長的だったのですが、今回はそういった感じは受けませんでした。演奏もトークもとても楽しくからみあっていてすごくいいライブでした。毎回確実に良くなっているので次回も楽しみです!

バイオリンの白井さんが今月発売のデビューCD「大いなる刻」をひっさげて9ヶ月ぶりにクラスタ登場です。白井さんは視覚障害者の三段跳びの世界ランカーとしても活躍されていて、TVに何回も出演されています。北京パラリンピックは惜しくも逃しましたが、次回ロンドンを目指しているそうです。出てほしいですねー。白井さんのバイオリンはやっぱり伸びの良さがすごいです。粘っこいんですが、からっとした粘っこさと言うか一つの音に幅が感じられると言うか、とにかくいい音色です。激しい曲では上半身ぐるぐる回しながら演奏したりと体全体で表現されています。ピアノ伴奏は平林三和さん。彼女と白井さんは「p&k」というデュオユニットも組まれていますが、今回は白井さんのソロライブの伴奏という形でのご出演です。ちなみに三和さんのソロライブは10/26(日)ですので皆様よろしくお願いします!

サンバ最高〜!と言い始めてだいぶ経ちますがいまだに曲名やミュージシャン名には全然詳しくない私です。だけどとっても好きです、サンバ。今回はいつもの真莉さんと加々美さんに加え、2年ぶりのクラスタ登場となるバイオリンの佐藤桃子さんも共演でした。真莉さんと桃子さんは「セレナータ」というデュオでも活動されています。桃子さんはいろいろなジャンルで活躍されていて、今度あのジャズギターの大御所ジムホールさんと共演されるそうです。ヒーすごい。今回もノリノリライブでしたー!バイオリンが加わるとまた違いますねー。来月にはブラジルから世界最高峰のパンデリスタ親子のジョルジーニョさんとセウシーニョさんが来日され、加々美さんとの全国ツアーがあります。全国サンバファンの皆様!ぜひぜひお近くの会場に足をお運び下さい。私は行きたいのに休みが取れませんエーン。ちなみに現在私は髪を伸ばしてパーマをかけていますが、これは加々美さんの真似なのです。加々美さんの写真を持ってパーマ屋さんに行って「こういう風にお願いします」とやってきました。しかしまだあと20cmは伸ばさないといけません。色も染めないといけないしヒゲも伸ばさないと!!

京都在住のスーパークラシックギタリスト長岡増男さんです。去年と同じ10月第3土曜日に再びクラスタに来て下さいました!今回も世話好きでチャーミングな奥様とご一緒です。古典から、ロック、ジャズ、ピアソラ、はたまた山下和仁ばりの超絶ものまで、いやー今回もすごすぎて笑いどころ満載でした(ほめてます)。特にラスト2曲の「ラヂオ体操第2」と「剣の舞」は圧巻でしたねー。長岡さんは会社にお勤めの人なのですが奥様のお話によると、朝起きてギター、帰って来てギター、ご飯食べてギター、お風呂入って寝るまでギター、ととにかく空いてる時間は全てギターの練習に費やされているそうです。やっぱり上手い人は練習量が違うのです。ここまでのめりこめるというのが一番の才能なのでしょう。運指暗譜の確認にわざとチューニングの合っていないギターで1曲弾き通すなど個性的な練習方法も編み出されています。この日は満員御礼!ミクシつながりで実際に会うのは初めてというお客様が多数来て下さいました。恐るべしミクシ!次回も10月の第3土曜日に決定!恒例になりそうです。実はバーデンパウエルの大ファンだそうで、次回はバーデンの曲も数曲弾いてくださるそうです。長岡さんの超絶テクでのバーデンは超期待です!ぜひ笑いに来てください!

初出演、高校2年生の福井浩気君です。福井君は8月の木村デーが初クラスタで素晴らしい演奏をされて、お客様から推される形でライブをしてくれることになりました。福井君は4歳からギターを始めたそうで、すばらしく指が動きます。使用ギターは1939年サントスエルナンデス。ギター分類学の権威K村さんによれば、ベンツが買えるそうですヒー。演奏曲目は、そのあくる日/ゲーラ、プレリュード2,5番、エチュード12番/ヴィラロボス、深想/バリオス、サンバースト/ヨーク、その他。お母様も見に来てくださいましたが、お姉さんかと思ったくらいすっごく若いです。おそらくクラスタ出演者としては史上最年少。ライブ時間も史上最短だったかも。曲数は充分あったけど、ライブではトークで時間を引き延ばすテクニックもこれから身につけないとね。次回はなんとクリスマスの日をご指名。バイオリンとのデュオライブです。

クラシックギターと尺八とのコラボライブ。ギターのあやこさんは、クラスタ・フリーコンサートやショートライブデーでも演奏されているほか、超絶お楽しみ会の「釜谷デー」でメイド服でアルバイトしていただいてて大変お世話になっております。しかも先月の秘密営業日では・・・おっとこれは秘密です。その正体は高田元太郎師匠門下のプロのクラシックギタリストさんなのです。野村さんはクラスタ初出演の尺八奏者。東京邦楽コンクール3位入賞の実績を持つ若手実力者です。偶然私と同じ「幹人」という名前です。しかも愛知県出身というのも同じ!さて、ギターと尺八の組み合わせでどういったものを演奏するのだろうと思っていましたが、意外にも日本古来のいわゆる邦楽は一切なし。クラシックやピアソラ、ポップス、アニメ音楽などの演奏を聴かせていただきました。尺八だから音階も日本音階しかでないのかなあと思っていたら、完璧に半音階も全部出せるんですねー。音だけ聴いていたらちょっとパワフルな音色のフルートみたいな感じです。長さの違う3本の尺八を取り替えながらの演奏でした。あやこさんのギターソロもあり、その中の「朱色の塔」は私、中学の時に買ったセゴビアのレコードでしか聴いたことがなくて生演奏は初めて聴きました。これは難しいです。奇しくもこの日はスペインギターコンクールの日と重なりました。コンクールといえば12/14(日)にあやこさんは名古屋ギターコンクール本選出場だそうです。優勝して凱旋ライブマッテマスヨー!(プレッシャー応援光線照射!)

中央線沿線をメインに活発なライブ活動を続けられている、福岡県出身のシンガーソングライター古瀬陽子さんです。元気一杯パワーあふれるボーカルとギターです。音楽に対する熱い思いが伝わってくるライブです。歌詞に一貫したメッセージ性があり、いつも元気をいただいてます。古瀬さんは本当にたくさんのライブをされているのに、いつも老若男女さまざまな一般のファンのお客様で賑わいます。一度ライブに来てくれたお客様の名前は全員覚えているみたいです。一人一人のお客様を大切にする姿勢が多くのリピーターを作っているのだと思います。古瀬さんのライブは本当に楽しいですしねー。オリジナル曲をメインに、ジョンレノンの曲も歌われました。ビートルズの大ファンとのことで、ビートルズの曲もよく歌われます。古瀬さんのライブはかなりの大音響。クラスタのPAの性能が最大限に発揮されます。この大音響に乗じて今回の写真は珍しく一眼レフで撮ってみました。こんなに縮小しちゃうとあんまり違いは分かりませんね?

前回のご出演からちょうど3ヶ月ぶりの近田ゆうきさんと大久保はるかさんによるサンバ・ボサノバライブです。前回色紙にサインをお願いしたところ、「サインをしたことがないので持ち帰って考えて書いてきます」とのことで、構想3ヶ月のサインを持ってきて下さいました!リボンが貼り付けてあり、ちょっとリボンシトロンに似てますね。近田さんは日本のサンバの王様加々美淳師匠のお弟子さん、大久保さんは加々美さんとレコーディングやライブで多数共演されている人で、お2人とも加々美さん直系のサンバ・ボサノバを演奏されます。近田さんの、ポルトガル語を話すように力強く歌う歌声とサンバのグルーブ感たっぷりのギターに大久保さんのまっすぐストレートなフルートが美しく交じります。近田さんは年末から加々美師匠とともにブラジルに一時滞在されるそうです。いいなー。まだオリジナル曲がないので、ブラジルで作って次回のライブでご披露してくださるそうです。サンバ歌手としてさらに大きくなったライブを楽しみにしています!

クラスタ広島ツアー in スタジオダック

日本を代表するボサノバシンガー山本のりこさんです。彼女ほど完成度の高いボサノバを歌う日本人はいないんじゃないでしょうか。特に派手さはなくたんたんとした歌とギター。しかしこれが出来そうで出来ないんですよ。本当に上手い人はそれをいとも簡単にやってしまうので難しそうに見えないだけなんです。オリジナル曲とボサノバスタンダードを織り交ぜながらのライブですが、オリジナル曲もポルトガル語の歌詞で、オリジナルって言われなければ分からない完成度の高さです。・・・実はこの日なんと、のりこさんはギターを家に置き忘れて来てしまったそうで、お店のギターを使っての演奏でした。でも弾く人が上手いと全然OKです。それは果たしていいのか悪いのか・・・??今年はボサノバ発祥50周年とのことで、今月10-13日にはブラジル大使館の後援で青山外苑前の街一帯でボサノバイベントがあるそうです。ボサノバシンガー大集合で、のりこさんも出演されるそうですので、職場がお近くの人は寄ってみてはいかがでしょうか。次回のクラスタライブは7年連続のクリスマスイブ・ラブラブ縁結びライブです。K田ご夫妻来てくれないかなー?

ライブ活動を復活されこのところクラスタでも毎月ご出演いただいております、私のギター師匠上田浩司(かんだひろし)さんです。ネットで「上田浩司」で検索するとピアニストの人も出てきますが全く別人です。バークリーをはじめとするアメリカの数々の音楽大学で11年間ジャズとギターの修行を積まれて来られた人です。しかし私は上田先生に師事しながらジャズについては全く教わっておりません・・・。府中の宮地楽器の受け付けの人に「ボサノバギターを習いたいんですが」と言って入ったのですが、レッスン初日に上田先生から「ブラジル音楽はほとんど聴いたことがないです」と言われながらも、ライブ演奏の心構えなどの実践的なことを教えていただきました。今回のライブは初出演アルトサックスの輿石<バッキー>智弘さんとの共演。上田さんのきちっとした演奏とバッキーさんの思い切りのいいキレのある演奏が見事にマッチして、じっくりと聴き応えのあるジャズライブでした。やはりプロは違う!

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