ライブ写真館 2008年8月

ディズニー大好き美少女ピアニストの平林三和(ミワ)さんです。実は私がライブレポートで毎回「美少女美少女」って書いてるので、お友達にからかわれているそうなんですが、うーんそんなこと言われても本当に美少女なんだからしょうがないじゃないですか〜。決してアヤシイ店じゃないですよ〜!(>お友達)。とても心地よい演奏で、前半はバッハ、モーツアルト、ショパンなどのクラシック後半はディズニーその他ポピュラー系のプログラムでした。1曲終わるごとに立ち上がって丁寧な解説をしてくれます。トークもほのぼのとしていてとっても面白くて、「野獣みたいな人が好きです」とか「愛の三角関係」などこれだけ書いたら誤解されそうな内容盛りだくさん。ストレートに取らないで下さいねー(>お友達)。ここまで書けばきっと誤解は生じないぞ!(?)三和さんはお菓子作りがご趣味とのことで、この日は手作りのシフォンケーキを持ってきてくださいました。すごくおいしかったです!ありがとうございます!

日本を代表するギター作曲家&演奏家の佐藤正美さんです。今回も新人ベーシストの田中さんとのデュオ。毎回ライブで育てていらっしゃる感じで、成長ぶりが目に見えて楽しいです。今回の私も当日まで知らなかったゲストは地元のショーロ・ボサノバ歌手の片山叔美ちゃん。とってもたくさん歌ってくれました。ライブ後はいつも楽しいギター研究会。長年に渡り第一線で活躍されている佐藤先生のノウハウが学べてすごくためになるのです!

福岡出身のシンガーソングライター古瀬陽子さんです。ファンをとても大切にしている人で、老若男女幅広いファンのお客様でいつも賑やかで楽しいライブになります。この日も途中からどんどんお客様が増えてきました。ほんとに元気がもらえるライブです。常に前向きな歌詞には私も時々はっとさせられることがあります。なぜかライブ後は美少女集団による大コスプレ大会がキャ〜!最近車の免許を取って車も買われてフットワークがさらによくなった古瀬さん。今後は東京以外のライブも増えて来るのではないでしょうか。あなたの街に来た時はぜひ応援お願いします!

ジャズギタリストの関口祐二さんと、クラシック&ジャズギタリストの上田浩司(かんだひろし)さんのお2人によるジョイントライブです。関口さんはモリダイラ・フィンガーピッキングコンテストの歴代唯一のナイロン弦での優勝者として、全国のナイロン弦フィガーピッカーの憧れの的でもあります。著作も数多く、全国どこの楽器屋さんに行っても必ず売ってます!上田さんはバークリー卒業を含め11年間本場アメリカで修行を積まれたジャズとクラシック両刀使いのギタリスト。私田中の師匠でもあります。(だけど私はジャズは習ってません)1stは関口さんの超絶速弾き中心のジャズ。2ndは上田さんのクラシック。ギターの構え方だけ見たらなんとなく逆っぽく見えますね。そして最後はお2人によるセッション。関口さんは軽快な速弾き、上田さんは一音一音カッチリと堅実に弾く感じで、対照的なスタイルが調和したセッションでした。関口さんは来月待望のセカンドアルバムをリリースされるそうです。今度のは歌なしだそうです!

ブラジル伝統音楽のショーロのスタンダードをシンプルな構成ながら、実にしっかりとそしてじっくりと聴かせてくれるコロボックリさんです。コンスタントにライブ活動を続けられていてよく息が合ってます。山崎さんは元々プロで活動されていて安定感のある演奏には定評があります。しかし桜さんの成長ぶりには目を見張るものがあります。さまざまなテクニックを身に付け、抑揚やタメなどで表現力がすっごく付いてきてます。場数をこなすことで自信も付いて思い切りの良さが出てきました。ユニットとしてもとてもよい演奏です。ショーロって一体どんな曲があるんだろう?と興味をお持ちの人はまずはコロボックリさんのライブを見に行かれることをお勧めします!暑かった夏ももう終わったかのような急激な冷え込みです。まるで秋みたいです。皆様体調をくずされませんように。

最強タンゴ集団「エルフエジェ」さん。私は奇跡のライブと呼んでます。何が奇跡かって、この狭い店でこの本格五重奏団で超本格超爆音演奏。防音のため唯一鉄扉を閉めるライブです。クラスタほどの広さの会場ででこんな目の前で見られることはまずありえないのです。7月には北海道東北縦断12日連続ライブツアーを敢行したみなさんの演奏は、これ以上パワーアップするのか!と思わせるほど迫力満点でした。ブエノスアイレスの四季シリーズ、アディオスノニーノ、リベルタンゴなどのピアソラ作品をたっぷり!テンポの揺らぎが気持イー!美由紀さんのピアノはすごすぎて何回も笑っちゃいましたよ。掌底で鍵盤をスライドってヒー!そして待望の2ndCDもリリース!エルフエジェさんはいろんな場所でライブをされてますから一度は見てください。すごすぎて笑っちゃうライブです!!

ボサノバの山本のりこさんです。のりこさんのライブは空気が変わります。歌もトークもおだやかでまったりとした雰囲気に包まれます。ギター1本での弾き語りという最もシンプルなスタイルでありながら、その完成度の高さはもはや誰にも真似できないレベルです。本当に素晴らしいと思います。この日は、ボサノバ発祥に大きな影響を与えたブラジルの音楽家ドリバルカイミ氏が8月16日に亡くなったことを受けて、その追悼の意を込めて彼の作品をたくさん演奏して下さいました。あらためて聴くと、あの曲もこの曲も、そうだったのか!と彼の偉大な業績を知ることが出来ました。のりこさんのライブにはクラスタにいらっしゃるのが初めてというお客様の率が高いです。この日も半数以上のお客様がそうでした。そんな日は変な名前のメニューとかトイレの中のアレとかちょっとドキドキしますヒー。

大山勇実君通称イータン、21歳。彼はまだ高校生の時に初めてクラスタのフリーコンサートに参加してくれたのです。卒業後はフラメンコギター留学でスペインに渡り、向こうでギターだけじゃなくいろいろな経験を積んでいるようです。今は夏休みで一時帰国中で、今週末に中野で行なわれる日本でも権威のあるフラメンコギターのコンクールに出場するそうです。今日はそのための予行演習も兼ねての出演です。そういうのもありです。実際コンクール直前にクラスタでライブをやって上位入賞した人は数多くいらっしゃいますから!演奏はさすが本場で修業しているだけあってかなりいいです。フラメンコだけでなくポピュラー系も演奏してくれましたが、メロディーラインをアポヤンドで芯のある音でリズム感良く歌わせていて実に上手い!今回初の完全ソロライブでしたが、半分くらいはスペインのお話でした。フランス人の17歳美少女との淡い(??)プラトニックラブのお話はサイコーでした。いいわねー、若い人は。コンクールがんばってね!

ウクレレとギターとコントラバスという高音から重低音までの弦楽器が揃ったレレデボッサさん。そしてMegさんのパワフルなボーカル。ジャズとボサノバを中心にスカッとパワフルな演奏が気持ち良すぎです!Megさんとキヤマンさんがコアメンバーのレレデボッサさんですが、志賀さんは5ヶ月ぶり折原さんは1年ぶりでした。キヤマンさんのご指名で追加メンバーは女の子限定。キヤマンさん以外の男性メンバーが加わったことは今まで一度もないという、ある意味うらやましいハーレムバンドでもあります!この日はキヤマンさんの学生時代の軽音楽部のお仲間の人が3人がご来店くださいました。ウン10年ぶりの再会だそうです。Megさんは「私まだ生まれてない」とおっしゃってました(真偽は不明)。知られざるキヤマンさんの過去の暴露話もあり、プチ同窓会状態で普段は演奏前には飲まないキヤマンさんも生ビール飲んじゃっていい感じでした。しかしMegさん相変わらず写真写りもプロ級ですねー。

サンバ最高!サンバ最高!いやーいつも楽しいライブですが今回も楽しかった〜!お盆期間&北京オリンピック中なのにもかかわらずたくさんのお客様がいらしてくださり感謝感激です。外は超蒸し暑気候ですが、本物のブラジル人(実は日本人)の加々美さんのお話では、「東京の夏はアマゾンよりも蒸し暑い」そうです。すごいぞニッポン!(?)この日もノリノリのサンバと真莉さんの日本語オリジナル曲で激盛り上がりました〜!加々美さんは真のグルーヴ王。真似したいけど出来ません。ポルトガル語の発音のリズムそのものがサンバなんですという説明とその実演は大変勉強になりました。私は今髪の毛を伸ばしているのですが、加々美さんの髪型にしようと思っているのです。もうちょっと伸びたら茶髪にしてパーマかけてヒゲ伸ばしてヒー。だけどギターが下手なのでダメダメです。しかし真莉さんと加々美さんは長年ご一緒に演奏されているだけに本当に息が合ってます。この日も正味3時間の超お得ライブでした。みなさんどんどんサンバにはまりましょう!

定期的にご出演いただいている本格実力派ユニット「ノミの心ぞう」の皆さんです。有名なポップスやジャズが中心で誰でも楽しめる演奏です。久々に専属PA担当の三鷹まご工房さんのスーパーミキシングで音響効果もバッチリ!前半はインスト、途中ゲスト演奏を挟んで後半は祥子さんを加えてのフルメンバーでの演奏。いつ聴いても祥子さん歌上手すぎです。メンバー全員がシンガーとして活躍されているユニットだけに、途中演奏しながらのハモリコーラスもあり音が何倍にも広がります。皆さん音楽をよく分かっている人たちばかりなので、洗練された中に遊びも入れてみたりして、全体としてのまとまりが非常に良いです。皆さんそれぞれにお仕事を持ちプロの演奏家ではないのですが、アマチュアとして理想的な音楽との付き合い方をされている人たちだと思います。ライブ後はお客様を交えてのセッション大会で盛り上がりました。

ギタリスト蓮見さんは3年8ヶ月ぶりのライブご出演!今クラスタで人気沸騰中のメイドのマミちゃんは実は蓮見さんのお弟子さんで、そのご縁もあっての久々の再登場です。チェロの竹花さんは初出演!北京オリンピック女子柔道ヤワラちゃんの試合に重なりましたが満員御礼ありがとうございます!最初は蓮見さんのソロギターでビートルズメドレーとジャズ。しっかりした大きな音とテクニックのすごさはさすがプロです。やはり違います。そして竹花さんのチェロが加わり、バッハ、ピアソラ、ファド、竹花さんのオリジナルなど幅広い内容もりだくさんの演奏が続きました。ギターとチェロという組み合わせはちょっと珍しいのですが、竹花さんの重厚なチェロに蓮見さんの伴奏がまた絶品です。竹花さんは何枚もCDを出されているのですが、そこではピアノもご自身で弾かれていて、この日もソロピアノ演奏を聴かせて下さいました。どちらもプロです。すごいです。ぜひまた聴かせて下さい!

納豆業界では超有名なおいしい納豆鎌倉山納豆の野呂社長のソロギターライブです。この日は北京オリンピックの開会式にもかかわらずたくさんのお客様にお越しいただき感謝感激です。オリジナル中心に演奏してくださいました。NOROさんの曲は、どんな場所で作ったのかどんな時に作ったのか、という事前説明があり聴きながら想像をふくらませる事が出来てとても入り込めます。テクニック的にはタッピング奏法を駆使したギターの可能性を追求したカッコイイ演奏です。TVにもよく出られていて先週の王様のブランチで鎌倉の有名店で紹介されていました。今度の火曜日のはなまるマーケットにも出演されるそうです。でもギターは弾かないと思います。こんな感じで毎日お忙しいNOROさんは社長業専念のため残念ながらしばらくライブ活動は休止されるそうです。ライブ復活を祈願してみんなで「鎌倉山納豆」を買って食べて応援しましょう!NOROさんマッテマスヨー!

フラットピックでのアコースティック・ジャズソロギターの須古典明さんです。今回のギターはタコマ。今回もスポット一個の須古照明で激渋演出の中での演奏で、目をつぶって聴いているとまさに夢心地の世界。須古さんのソロギターはふわーっとしたコード進行で、早い曲でもゆったりとした曲でもリズムが超安定していてすっごく心地いいのです。この日は超常連のMさんが超珍しくご不在だったため、いつもより静かでちょっと寂しかったです。ライブ後は恒例のセッション大会。最近毎回来てくださる若手ロシア人デュオによる英語のジャズも恒例になってきて楽しみです!

フラメンコギターの瀬尾雅子さんとボサノバデュオのいてこ&いておデュオさんの対バンライブです。クラスタ・コスプレアイドルとしても人気の女性お2人で、前回は意表をつく(?)衣装でラストを締めてくれましたが、今回はコスプレは無し。その代わり(?)お客様がキャー。1stは瀬尾さん。毎日欠かさず基礎練習をしているというだけあって、指さばきが美しく音のキレもシャープです。途中店内を暗くしての怪談コーナーもありました。2ndはいてこ&いておデュオさん。いてこさんはちょうどこの日が32歳のお誕生日。本人は30歳だと言ってますが、たぶんどちらもウソです。山本のりこさんのお弟子さんで、スタンダードボサノバのレパートリーがかなり増えてきました。ポルトガル語の歌詞のオリジナル曲もあります。いておさんはフルートと、今回はテナーサックスも演奏。待望のCDアルバムはなかなか出ませんが、次回「いい夫婦の日(1122)」ライブまでにはきっと素晴らしい作品が完成していることでしょう!

美少女本格ジャズシンガー門馬さんとパワフルなギタリスト三宅さんのアコースティックジャズデュオライブ。いやーいいですねー。綺麗な歌声、グルービーなギター。歌もギターも聴きごたえ抜群のライブでした。毎回進歩が感じられるユニットです。夏ということでお2人とも浴衣姿。涼しいようで実は暑くて身動きも取れなくて着てる方は大変なようです。三宅さんはギター侍っぽいです。ジャズを中心にスタンダードポップスなども演奏され、今回は三宅さんのコーラスも入りました。三宅さんの演奏は最後のコードで期待させて笑いを取るという技が定番になってます。クラスタではこの春にデジタルリバーブを入れてからアナログスプリングリバーブはほとんど使っていないのですが、三宅さんはこれをとても気に入ってくださっていて久々の使用。微妙な調整が必要ですがまだまだ現役バリバリです。ご希望の人はいつでもどうぞ!

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