ライブ写真館 2008年5月

もう5月も終わりって超早っ。暑かったり寒かったり寒暖差15℃をいったりきたり。これも地球温暖化のせいでしょうか。この日はクラスタ・コスプレアイドルとしても人気の、いてこデーのいてこ&いておデュオさんと、ひなデーの瀬尾雅子さんのジョイントライブ。いてこさんは山本のりこさんに師事されめきめきと実力を付けて来ている若手(です)ボサノバシンガーです。ボサノバの他、日本の歌謡曲やオリジナルをボサノバ調で歌ったり、アニメ声でのアニメソングも人気です。いておさんはいてこさんのプロデューサーで編曲も担当されていて、CD制作に向けて燃えています。瀬尾さんは、偶数月第一月曜日のひなデーのひなさん。本人の希望で照明を暗くした中で、キレのいいフラメンコギターのソロを聴かせてくれました。以前フリーコンサートで聴いた時とは別人のように上手い!ラストはお2人とも女子高生コスプレ(いてこさんの自前)で登場!この日はお客様の平均年齢がちょっと高めだったので、いつもとちょっと違った感じでかなりの萌え受け〜!素晴らしいです。次回はいてこさんのお誕生日の8/3(日)です。30歳だそうです。(たぶんウソ)今度こそCDミニアルバム出るそうですので皆さん誕生日祝いに買いに来て下さいねー。

「ミラクルラッシュ」シリーズと称して、とても積極的な演奏活動を展開されているクラシックトリオの皆さんです。桂子さん髪型変わっててとっても爽やか美少女のイメージになってました。それにしてもレパートリーの広さには驚くばかりです。毎回すごいプログラムで、迫力の超実力演奏には圧倒されます。鳥肌立ちます。今回の演奏曲目は、ショパン テーマとバリエーション(Fl&Pf)、序奏とポロネーズブリランテ/ピアソラ グランタンゴ、オブリヴィオン、リベルタンゴ/ダマーズ 演奏会用組曲/フォーレ パヴァーヌ/ボラン Veloce。我々が「ちょっと練習しましたー」なんてのとはレベルが格段に違います。長い年月を多くの人に磨かれてきて残っているものがクラシック。ギターを弾く人も、ポップスやジャズをやっている人も、絶対に良い刺激を得られるはずです。クラシックは聴くべきです!

サンバの王様加々美淳さんとポルトガル語&日本語サンバの山本真莉さんです。加々美さんは4月から5月にかけて1ヶ月ほど母国ブラジルに一時帰国されてきたばかり。(実は日本人) あちらでは、世界最高峰のショーロバンド「エポカヂオウロ」さんとのレコーディングとライブに参加されたそうです。加々美さんが一流のサンバギタリストとして現地ブラジルの第一線のミュージシャンに認められているということです。さすがブラジル人。(実は日本人) CDは8月に発売。絶対買うぞー!ブラジル通貨レアルが日本円に対してここ数年超値上がりしていて、ハンバーガー1個が日本円にして500円もするそうです。「もうブラジルに行けないよー」と泣いてました。時代はブラジルか。真莉さんのレパートリーの無限さもあいかわらずすごくて、その場で歌いだして加々美さんもそれに即応というまさにプロのステージ。お2人による歌詞の解説も毎回勉強になります。それにしてもお2人のライブのグルーヴ感のすごさにはいつもワクワクドキドキです。日本にもっとサンバをー!

毎月レギュラーの薫ちゃんです。久々にベースの岩崎さんが加わり今回はトリオ。ベースが入るとまた違いますねー。岩崎さんのベースはとってもスィングしててカッコよくて好きです。ちっくさんは方言ネタを仕入れてました。音感のいい人は方言模写が上手いと思います。薫ちゃんは大阪出身で、今月関西凱旋ツアーにいって来たばかり。どの会場も満員御礼だったようで、着実に全国的な人気ミュージシャンになってきています。今回はオリジナルを中心とした日本語の歌の割合が多かったです。2枚目のアルバムの制作準備にとりかかっているそうで、次回作も楽しみです。

やっぱりスゴイ!ROCOちゃんと三宅さんのデュオはやっぱりすごかった!あいにくの大雨にもかかわらず満員御礼!ROCOちゃんのお母様も愛媛県から駆け付けてくださいました。ROCOちゃんは武蔵野音大声楽科を卒業後イギリスに2年間留学されていた人で、本格的なクラシック声楽と生きた英語を身に付け、その後広瀬香美さんに師事。大声量でどこまでも無限に伸びる美しくビブラートのかかった透き通った高音域の歌声が超すごいです。やはり英語の歌の説得力も違います。広瀬香美師匠の歌も歌ってくれましたが、師匠より上手いんじゃないでしょうか!三宅さんのギターもこれまたスゴイ。ロックのビートとジャズのスィングを併せ持ち抜群のリズム感での最高の伴奏。三宅さんが気に入ってくださっているクラスタのアナログ・スプリングリバーブを一杯に効かせてもシャープさが全然失われない切れのいい演奏です。地元のテニスサークルで偶然知り合ってデュオを組まれたというお2人。これは最高のデュオですよー。これはもうガンガン売れてほしいです。いや絶対売れます!間違いない。

ゴンタプロジェクト(是枝みき・島田結実・佐藤美由紀・鎌田剛)

鉄弦フィンガーピッキングのNOROさん、3月に続いての2回目のソロライブです。NOROさんは昔はロックバンドをされていたそうですが、今のこのスタイルがやってて一番楽しいとおっしゃっていました。叩き系のイメージが強いNOROさんですが、実はバラードも多く、むしろ今回はそちらのイメージが大きかったです。NOROさんの本業は世界一の納豆「鎌倉山納豆」の社長さん。超ご多忙のはずなのですが、この完成度の高さと曲目の多さ(16曲)はすごいです。やはり仕事の出来る男は何をやってもすごいのです!しかも54歳でこの若々しくスリムな体型。これはやはり鎌倉山納豆を毎日食べているからでしょう!皆さん毎日納豆を食べましょう。それにしても女性のお客様が多かったです。テーブル席全員お姉さまでした。素晴らしい!

日本を代表するギタリスト、佐藤正美さんです。特にボサノバギターで有名な人ですが、クラシックやジャズ、ポピュラーなども弾かれます。しかし何といっても膨大な数のオリジナル曲がどれも素晴らしい!今回はリットーミュージック刊「ボサノバギターのしらべ」でも使用されたという河野ギター。弘法筆を選ばずと言いますが、どんなギターでも美しい音で鳴らす達人です。佐藤さんのライブは終わった後がまた超お得なんです。お客様の演奏を聴いてくださって的確なワンポイントレッスンもしていただけますし、ライブに臨む心構えとかためになるお話がたっぷり聞けたりしてものすごく勉強になります。素晴らしい生演奏ライブを聴くことは、自分の演奏の上達のためには不可欠です。そういった意味でも佐藤正美さんのライブを強く推薦いたします!

2ヶ月に1度奇数月に開催されるレギュラーライブ。須古典明さんと小泉清人さんによる魅惑のジャズギターデュオ「スコイズミ」です。鉄弦フラットピック奏法の須古さんとナイロン弦フィンガー奏法の小泉さんが毎回ほぼぶっつけ本番で演奏します。PA無しの完全生音です。これがまた絶妙に美しすぎます。お2人とも一緒に演奏するのがとっても楽しそうで、それだけでも見ていて楽しくなります。須古さんのギターがなんともイヤラシイ(ほめてます)です。スタイルの違うお2人が阿吽の呼吸で見事なハーモニーを奏でます。アドリブによる即興アレンジには脱帽です。絶妙に調和してます。ところどころ笑わせるツボも心得てます。いつ聴いてもいいなあ。ライブ後はいつも大セッション大会。ロシア人のイケメンボーイによる弾き語りや、きれいどころのお姉さま方が大勢参加されて遅くまで盛り上がりました。

いやーー今回も盛り上がりましたねー!超満席ありがとうございます!ウクレレとコントラバスによる軽快かつ重厚な矛盾するようでなぜか両立する絶妙な演奏のノミの心ぞうさんですが、皆さん実はアマチュアだというのが信じられないほどのレベルの高さです。市川さんの軽快なパーカッションも心地よく、多彩な楽器使いの純吉さんがサウンドに広がりを与えます。アレンジもすごく秀逸です。前半はインスト、後半は祥子さんのボーカルが加わります。祥子さんの歌がまたまたスィートでぞくぞくしちゃいます。メンバー全員合唱やってる人なので全員で演奏しながらのバックコーラスが入ったりしてこれがまた気持ちいいー!なぜかノミの心ぞうさんのライブの後には懐かしのアニメソングのCDに合わせて大合唱大会になっております。しかもハモってるし。私を含めて皆さん不思議と歌詞を覚えてるいるものなんですよねー。

いやあぁ〜クラスタ史上まれに見る激盛り上がりでしたよ〜!ありがとうございます!堀尾さんからのステージで始めた時は男性客ばかりポツポツという状況だったのですが、2曲目が終わった頃から美少女殺到!堀尾さんも芋焼酎飲んでますますヒートアップー!後半は小樽在住の世界的ラグタイムギタリストの浜田隆史さん。12弦ギターと6弦ギターを使い、目を釘付けにする超絶パワーとウルトラテクニックを駆使した素晴らしい表現力です。特に12弦ギターの響きは素晴らしく、世にあるコーラスエフェクターというものは12弦ギターのシミュレートなんだなあと改めて認識しました。手拍子掛け声で大盛り上がり!ギャラ50万円の謎の覆面シンガー君の心に染み入る歌も感動を呼びました。いつの間にかメイドさんやセーラームーンも登場したり、ライブ後も終電までセッションが続きもうお祭り状態でした。いやーーさすがです!!

1年2ヶ月ぶりに登場の宮崎幸子さんです。ギターの古賀さんは初出演!宮崎さんは去年まではクラスタから徒歩2分という超ご近所さんでしたがちょっとだけ遠くにお引越しされました。前はリハーサル終わってから自宅に帰って着替えて来てたりしてましたよ。ボサノバ、MPB(ブラジルの歌謡曲)を中心にロックの曲も歌ってくれました。目を閉じて情感たっぷりに歌う姿が印象的です。久しぶりのライブでしたが、相変わらず上手いです。小さな体なのにパワーはすごいです。古賀さんのギター伴奏はボーカルを立てることを心がけた安定して出すぎない演奏で、これもできそうでできないかなり上手いものです。普段は実のお姉さんとのデュオ「カーサ」で精力的なライブ活動をされているそうで場数をこなされているのが分かりました。宮崎さんは現在初CDを作成中とのことで夏には発表予定だそうです。心強い応援団の皆さんもいて大ヒット間違い無し!

作曲家としても秋葉系ポップスシンガーとしても大活躍中の石川修一さんです。トークも少なめに次から次へと有名曲の独自アレンジソロギターを大量に演奏。よくあんなにあるなあ。個人的にはもうちょっとトークがあっても面白いと思います。

今日からゴールデンウィーク後半の4連休です。大雨が降ったかと思えばからりと晴れて蒸し暑くなったりと変な天候が続いています。クラスタのピアノは前日調律したばかりで今回が調律後初のライブ。平林三和さんは国立音大ピアノ科卒で、結婚式場での演奏のお仕事をしながら、いろんな人と組んでライブ活動をされています。この日の1stは「ピアノで世界一周」ということで、世界各国の作曲家の有名な曲を演奏してくれました。1曲ごとに立ち上がって詳しい曲の解説もしてくれるのでとても勉強になります。2ndは有名なポピュラー系の曲が中心でした。クラシックの人には珍しく、譜面にコードが振ってあります。音大で習った和声学を元に自ら勉強されているそうです。向上心あふれる人です。三和さんはかたくなにメイド服の着用を拒否しながら、いつも白黒のひらひらのかわいい服を着ていらっしゃるので、私なんかから見たらあまり違わないような気もするのですがやはり何かが違うのでしょうか。そういう問題じゃないか。

昨日に続いて今日も若手によるクラシックギターのライブです。クラシックギターと言っても、今回は「プログレッシブ」という肩書きが付いています。訳すと「進歩的」とか「斬新な」と言った意味でしょうか。楠さんは本格的なクラシックを主に、テルイさんはオリジナルを主に普段のソロ活動をされています。今回はなんと楠さん作曲のオリジナル曲もありました。タイトルは「11月のある夜」!各者それぞれ自分の得意分野のソロ演奏も聴き応えがありました。そしてデュオがまた素晴らしかった。楠君のギターの音色は美しいし、照井さんの変態コード編曲のむずむずする感覚も面白いし、本当にいいデュオだと思います。今日から5月。ゴールデンウィークの谷間です。なんと立ち見超満員ありがとうございます!今回も女の子率約7割。どうですか皆さん。ギターはもてるんです。(?)がんばりましょう。

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