ライブ写真館 2008年2月

日本を代表するボサノバシンガー、山本のりこさんです。前日のライブのいてこさんの師匠でもあります。いてこさんの他優秀なお弟子さんを多く輩出していて、ボサノバの普及にも多大な貢献をされている人です。髪の毛パーマかけてかわいいです。いつもまったり空間ののりこさんのライブですが、この日はまたいつにもましてまったり感たっぷりでした。これほどまったりしているのにいつの間にか時間が過ぎてしまっているのが不思議です。のりこさんの演奏は歌とギターが見事にとけあった素晴らしい1人アンサンブルとも言えるでしょう。シンプルともいえるこのスタイルでこれほどの技術を極めている人は少ないと思います。ボサノバのスタンダードを中心に、スタンダードと区別のつかないほどの完成度の高いオリジナル曲、そして今回はネットで知り合ったブラジル人シンガーとの共作(のりこさ作曲)の初披露がありました。ブラジルでも歌われているそうです。のりこさんの作品は世界に広がっています。

クラスタの人気イベント「いてこデー」や「ナンシーデー」でもいつもお世話になってます。クラスタコスプレアイドル&ボサノバシンガーのいてこさんとプロデューサー兼共演者のいておさんです。ギターも歌もポルトガル語も有名な先生について習っていて短期間での上達ぶりには感心しきりです。ボサノバスタンダード以外にも歌謡曲やアニメ曲、そして日本語オリジナル曲をボサノバ調で歌うのがいてこさんの特長です。次回5/31には満を持してのファーストアルバムリリース記念ライブを開催。ジャケット写真が今から楽しみです。(そっちかい) 後半の高見美保さんは初出演!美貌と人柄の良さでファンクラブも出来ています。ボサノバスタンダードオンリーの正統派。じっくり落ちついた演奏でこれからも楽しみです。この日は中南米音楽のケペル木村さんが飛び入りパーカッションで参加して下さいました。今度サンバのCD買いにおじゃましますねー!

約1年ぶりの学芸大アカペラサークルinfiniさん所属のグループ「トゥウェイストリート」さんによるアカペラコーラスライブでした。お客様34人のウルトラ立ち見状態。ありがとうございました!2ドリンク券付きで生ビールが1つも出ないという驚異的な記録も出ました!楽器伴奏無しの5人の歌声だけの美しいハーモニー(一部ギターとピアノ伴奏もあり)は久しぶりで、やってて楽しそうだなあと思いました。それにしても曲数がすごかったです。サークルには100人以上の部員がいるそうで、これからもどんどん出ていただきたいです。実は前日の夜に「32人来ます」とのメールをいただいて嬉しい悲鳴で、急きょ美奈ちゃんにアルバイトをお願いして万全の態勢(??)で臨みました。猫垣さんも来て下さってお手伝いしていただき大変助かりました。ありがとうございます!

大活躍中のシンガー渡辺薫さん。いつも上手くて楽しい笑いの絶えないライブです。満員のお客様で急遽テーブルを継ぎ足しました。ランドクルーザーマガジン2008年4月号97頁の「お勧めBGM」コーナーで「あの大渕昭氏プロデュース」の「泳いできてね」が紹介されています!クラスタのお客様の阿部さんが編集長の雑誌ですので皆さんぜひ買って売上にご協力お願いします!

この日は「春一番」だったらしく台風並みの突風が吹き荒れました。国分寺市内では工事中のクレーン車が横転しマンションの壁に穴を開けたとか。ヒーですね。加々美さんと真莉さんはいつも車でいらっしゃるのですが、この事故のために道路が大渋滞して大変だったそうです。ということで、この日は私の大好きなサンバライブ!ブラジルは夏真っ盛り。リオのカーニバルも先日終わったばかり。やはり本物のブラジル人は違う!(実は日本人)の加々美さんのサンバのグルーヴは最高です。真莉さんはポルトガル語のサンバの他に「日本語サンバ」にも力を入れている人で、日本語訳のサンバとオリジナルの日本語サンバソングを奇麗に美しく伸びる素敵な歌声で歌ってくれます。三鷹まご工房さんのマシンガンツッコミが炸裂し、いつもよりもトーク時間が多目になりました。ブラジルの日常についてのお話もたっぷり聞けてサンバに関する理解がますます深まりました。いやーやっぱりサンバ最高!

222はニャンニャンニャンでネコの日。3月も近付いてきて日中暖かい日が増えてきました。この日は古瀬陽子さんのボーカル&ギターライブ。古瀬さんは中央線沿線を中心に非常に活発なライブ活動を展開されています。パワフルな歌声で熱唱。人生を前向きに、という一貫したテーマを持ち、恋する男女のラブソング、両親に感謝しようという歌など、聴くと元気になる歌ばかりで、老若男女幅広いファンを獲得しています。ダイナミックレンジの広さ、動と静、絶妙な間など、歌い方のテクニックも素晴らしいものを持っています。「音楽は潤滑油」というお話はファンの人たちをとても大切にする姿勢と相まって非常に共感が持てました。歌声の高音が以前より伸びやかに奇麗になっているのに気づきました。常に成長し続けている古瀬さんです。いつもトークでクラスタの音響の良さをほめて下さってありがとうございます!何か自信が持てます。古瀬さんのライブの後はいつも爽やかな気分になれるなあ。

タンゴ歌手として、ロック歌手として、そして漫画家のしりあがり寿さんとプログレバンドも組んでいるこれりこと是枝みきさんです。是枝さんは普段はおしとやかな大人の女性なのですが、歌い始めると思いっきりテンションが上がりなりきりモードに突入。インスト陣はラテンジャズを中心に活動されているクラブデボンコの皆さん。ピアノ、トロンボーン、ボンゴという迫力の編成でノリノリで軽快なサウンドを聴かせていただきました。今回は「ラテンまつり」ということで、ラテンジャズ、チャチャチャ、サルサ、マンボ、タンゴ、マンボ、ボレロ、フォルクローレなどラテン音楽三昧。昔の「八時だよ全員集合」のカトちゃんの「ちょっとだけよ」の音楽のリズムがよく出てきて印象的でしたが、あれは何のリズムだったんだろう?いやー超楽しかったです〜!また聴きたいですー!

ワーイ!サンバ最高!!今回2回目となる新人サンバ歌手の渡海真知子さんです。「わたるみ」と読む珍しい名字です。いやー超楽しかった〜!前半後半合わせて3時間くらい続きましたが最初から最後まで超盛り上がり!真知子さん楽しすぎです〜。「楽しい楽しい」と何度もおっしゃって、歌もトークも身振り手振りアクション付きで元気一杯テンション高くてレスポンス早くて、ツッコミにくいボケトーク連発。例えば「今日はクラスタに来るのがすごく楽しみで歌のことはあんまり考えてきませんでしたー」、って言いながらものすごい説得力のある歌唱力で聞き惚れちゃいました。ポルトガル語を分かっている人なので、歌詞を忘れてもストーリーから思い出せるみたいです。しかしいつもながら加々美さんのグルーヴはすごい!このライブ、むっちゃくちゃ楽しいです。以上日本サンバ推進委員会田中がお伝えしました!

日本を代表するギタリストであり、日本を代表するオリジナルギター曲作曲家でもある佐藤正美さんのライブです。ギターは世界最高峰といわれているアグアド。佐藤さんは一般にはボサノバギタリストとしても有名ですが、あらゆるジャンルに造詣が深く、オリジナルを中心にクラシックやスタンダードのアレンジ、ショーロ、そしてバーデンパウエルなど幅広いジャンルにおいて一流の演奏家です。特にオリジナル曲が本当に素晴らしい作品揃いで、その多くがTV番組で誰もが一度は耳にしている曲です。インストの場合は歌と違って演奏者を意識することは少ないですが、気が付かないだけで絶対聴いてます!トークも面白く、ツボにはまった人は笑いが止まりません。土曜日の佐藤さんのライブは18時半開演で休憩なしで20時頃に終わり、後は宴会モードに突入。実はここからがお楽しみタイム。関口さん作成の「禁じられた遊び」誰でしょうCDを聞きながらの演奏者当てクイズ。佐藤さんによるギター宴会芸伝授コーナー(かなり爆笑)での文字通り「ギター裏芸」の1人エアギターは最高でした。佐藤さんのライブはチャージは少し高めですが、それ以上の得がたい経験が自分の財産となって残ります。ぜひ一度お越し下さい!

浜田さんと小松崎さんは北海道在住のミュージシャン。浜田さんは暖かい季節は小樽運河でのストリートライブを中心に活動し寒い時期は本州ツアーを行ない、クラスタには毎回来て下さっています。今回はハンマーダルシマーの小松崎さんとデュオを組み共作アルバム「運河のカラス」を引っさげてのツアーです。ハンマーダルシマーは台形の木に横に金属弦を張り木の棒で叩いて音を出す楽器で、ペルシャ発祥でアイルランドで発達した古楽器だそうです。残響がとても豊かで澄み切った音色が気持ちいいです。浜田さんいわく「小松崎さんは練習の鬼」だそうですが、小松崎さんは「とにかく弾くのが楽しいので弾きだすと止まらない」のだそうです。天職ですね!浜田さんの力強いギターとの美しい弦のハーモニーが満席のお客様を魅了しました。そして今回も東京ではクラスタにだけしか登場しないという浜田さんの友人の謎の覆面シンガー氏が超ゲストとして登場!アンコールの大拍手なりやまず!今回も彼のギャラ50万円は浜田さんが払ってくださるそうですヒー。いやー浜田さんのライブはいつも楽しい。バレンタインデーのこの日は三鷹まご工房さんのお誕生日。おめでとうございます。まごさん超お久しぶりです!

鉄弦フラットピック奏法のジャズソロギターの須古典明さんです。スコイズミデュオとソロギターライブで毎月お世話になっております。いつもながら名器アバロン(旧ローデン)の音色は素晴らしいです。抜群のリズム感とフラットピックならではのアタックの強さとスピード感を生かし、ジャズの名曲を独自の不思議なアレンジで演奏されます。じっくり聴いてどっぷり浸かれます。ところどころ「こう来るか〜」と思わずニヤリとさせられる箇所をちりばめていて、ジャズ好きな人にはたまらない演奏です。今回はお弟子さんのジン君とのダブルアバロンデュオもあり、とても美しいアンサンブルも聴かせていただきました。ライブ後はいつも大セッション大会。Yさんはもうプロ級です!

3連休の中日のライブは、19歳のシンガーソングライター、加藤愛(めぐみ)ちゃんです。実力派です。毎回メイド服を着て演奏してくれてましたが、今回はなんと去年まで実際に着ていた高校の制服でのライブです。しかしこれはファンサービスの一環なのです。女子高生ですキャー。このまま電車乗っても違和感ゼロなんですが、本人恥ずかしいらしく店で着替えました。愛ちゃんはオリジナル曲もかなりの数があって、それだけでも90分ライブは余裕で出来てしまうのですが、あえて有名なカバー曲を半分ほど入れてくるあたりもかなり分かってます。歌もギターもかなり上手いです。ギターを爪弾きながらの普段着トークがまたいいです。めぐみちゃんは、基本がしっかり出来た上で上手いし、場の状況に応じてさまざまに対応できるし、サービス精神も旺盛だし、明るくて愛想もいいし、さすがプロ志向だなあと感心させられる子です。 こういう子の周りに人が集まって、みんなから推されてプロになって活躍するのでしょう。今回はベタボメします。みんなで応援しましょう。セーラームーンの大ファンらしく、衣装があったら絶対着る!と言ってくれてるので買おかどうか迷い中です。だって27300円もするんだもんヒー。(はたして買うのか?)

ほんとに今年の冬は寒いですねー。暖冬でも寒冬でも地球温暖化のひと言で済まそうとする風潮は私はあまり好きではありません。そんな激寒の中ご来店ありがとうございます!おなじみ濱のぞみさんと久保嶋直樹さんのジャズデュオライブ。国立音大出でフリージャズのピアニストという久保嶋さん。普段はあまり歌の伴奏はされない人らしいです。クラスタでの演奏はむしろすごきちんとした感じであまりフリージャズのイメージはありません。上手い人はなんでもやれちゃうんですね。そして今日の濱さんはいつもよりさらにいい感じでした!久保嶋さんは来月アルトサックスとのデュオでご出演決定です。楽しみにしています。

ボーカル&ギターのジャズライブです。ジャズギター界ではかなり有名な橋本信二さんは先日60歳になられたばかり。相当なベテランです。甘〜く、そして激しく、その表現力は本当にスゴイ!リズム感がとてもよく、間の取り方もなんともいえません。無音部分を表現力として自在に操っている感じです。ジャズミュージシャンというと昔はタバコのイメージが私にはあったのですが、最近はタバコを吸わないジャズの人が増えてきました。でも橋本さんは演奏中にもタバコ吸ったりお酒飲んだり、ごく自然な動作でやっててかっこいいです。岩下さんのボーカルはまず声が大きい!やっぱりこれは大切な基本のひとつでしょう。そしてちょっとだけハスキーな声。いい味を出しています。途中昨日ライブをやっていただいた三田村さんがゲストでボサノバを歌ってくださいました。ありがとうございます。

全員初出演のボサノバユニット。ボーカル&フルートの三田村さん、ギターの小野田さん、パーカッションの松尾さん、ピアノ&カバキーニョの川田さんの4人組。普段はエレキベースや各種パーカッションが入った7人編成で活動されているそうですが、今回はクラスタの規模や条件に合わせてこの編成になったそうです。一体何曲演奏していただいたのでしょうか。いわゆるボサノバスタンダードと呼ばれる曲はほとんど入っていたと思います。不思議とバランスの取れた楽しくなる演奏でした。この路線はいいと思います。いつか機会があれば本来の7人編成バンドも聞いてみたいと思いました。

月1レギュラーの石川修一さんによるソロギターライブです。ジャズ、ポピュラー、スタンダード、日本の歌謡曲など、有名な曲を中心に全て独自アレンジでのソロギター演奏。素朴で味わい深い演奏は、クラシックギター以外での「ソロギター」の原点を感じさせます。石川さんはソロギター以外でもアキバ系ラブソングボーカリストとして、そして作曲家としてもメジャーでも活躍されています。クラスタでは伝統的にソロギターライブに力を入れています。石川さんのソロギターのスタイルはそのコンセプトにピッタリ。まだまだマイナーなジャンルではありますが、もっともっと世の中に普及していくことを目指してこれからもがんばっていきます。

日本を代表するアコギエンターテイナー、堀尾和孝さんのおなじみ「アコギ一本勝負!」です。外は激サムでも中は激HOT!満員のお客様のもと、サプライズ(?)ゲストのKEIさんのボーカルも加わっての大サービス4ステージ23時過ぎまで大盛り上がりでしたー!手拍子足拍子、そして時には会場一杯に歌声が!往年のロックの名曲やオリジナルなど超盛りだくさん。ギター大喜利コーナーでは話題の「ギョーザ」即興が出たり、サワリの部分だけを弾く「おさわりコーナー」などでも大爆笑。そして土佐の名酒「酔鯨」で恒例の「テキーラ!」途中、ジャズギタリストの関口祐二さんの友情飛び入り演奏もあったり、ライブ後には続々とスーパー飛び入りもあり24時過ぎまで賑やかに過ごしました!しかしなぜかまごさんがいない!今年になってまだ1回もまごさんが来ない!そんなことはありえない!まごさんお元気ですかー?

ピアノ&バイオリンユニットのp&kさんの美少女ピアニスト平林三和さんの初ソロライブです。p&kさんは三和さんが海外留学の勉強のため活動を休止され、この日は元々バイオリンの白井さんのライブの予定だったのですが、白井さん休養のため1週間前にムリヤリ平林さんにバトンタッチ。平林さんにとっても初めてのソロライブとなりました。p&kさんではトークは白井さんがメインだったのですが、三和さんも事前にたくさん準備して来られて曲や作曲家の詳しい解説をしてくれました。結婚式場の演奏のお仕事の意外な苦労話が面白かったです。曲目はクラシック、ポピュラー、ディズニーなど幅広いジャンルから誰もが知っている有名な曲ばかりを集め、とても楽しめるものでした。次回は3/8(土)に決定!お客様15人以上でメイド服着てくれるそうですので皆様大挙しておしかけて下さいねー。でもメイド服じゃなくてもいつもかわいい衣装です。

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