ライブ写真館 2007年7月

サンバで日本を明るく!人生を楽しく!いつも楽しくてすごいライブの真莉&JUNサンバライブです。私は加々美淳さんの信奉者でして、勝手に加々美教の信者を名乗っております。真莉さんの透き通ったきれいな声での日本語オリジナルソングとポルトガル語サンバと加々美さんの日本最高峰のサンバギターによるライブは毎回自然に体が揺れ動いてしまいます。私は加々美さん以上にギター一本でこれだけのグルーヴを出せる人は知りません。この日もパイナップル無料切り分けサービスを実施。今回は応用として「パイナップルの活き造り」と「パイナップル&牛乳ミキサージュース」も作ってみました。とことんパイナップルにこだわります。4月のライブにお客様としていらっしゃって飛び入りで2曲歌って下さった隼人加織さんが、それを縁に加々美さんのギター伴奏でこのたびビクターからメジャーデビューされることに決まったそうです。すごいスピード決定!これはぜひ聴いてみたいです。

お2人とも超お久しぶりのオカヤンさんと山本泰生さんのソロギター対バンライブです。この日はオカヤンさんがセーラームーンのコスチュームを持って来て、着てくれた人はオール半額!という企画ライブだったのですが、なんとなんと土壇場になって実現せず!奥様のK子さんの持ち物らしいのですが、頼んだけど貸してくれなかったそうなのですエーン。何でそんなモノ持ってるんだ?という件に関しては紙面の都合で割愛します。(その方が意味深でいいですよね?)着に来た人は一人もいなかったのは幸か不幸か。ライブ前半は山本さんから。鉄弦オベーションでクラシックとケルト音楽の演奏。透き通った音色のアルペジオ、和音がとても奇麗でした。はっきりしたご自分のスタイルを持っています。後半はオカヤンさんはオリジナルやカバー曲など早い曲からバラードまでバラエティに富んだ内容。今年も秋にアメリカのギターコンテストにエントリーされるそうです。サラリーマンフィンガーピッカーとしてはおそらく日本で最も活躍している人ではないでしょうか。次回のライブではセーラームーンの衣装を内緒で発掘して持って来てくれるそうですので今度こそかなり期待しております!

18歳のシンガー加藤愛(めぐみ)さんです。オリジナル曲中心に「想い出がいっぱい」や「涙そうそう」などのカバー曲を歌います。オリジナル曲は人生について重く語ったものが多く、18歳とは思えません。メリハリのある歌い方をしています。ラブソングは1曲もありません。逆に言えばかなり背伸びしている感じでもあります。「最近の若い子は・・・」なんて言っちゃダメだって〜。帽子とサングラスで顔隠して男の子っぽい格好でしたが、オジサン的には18歳美少女という自らの特長をもっと前面に出してほしいなあとも思いました。歳なんてすぐに取っちゃうんですよ。自作インスト曲も2曲披露。まだコードのアルペジオの域を超えていませんが、最初はそんなもんです。まだ若いんですからいろいろ試してください。

「ピース&カインドネス」を意味する「p&k」の若手爽やかデュオです!3回目のライブです。毎回着実にお客様が増えてきております。ありがとうございます。白井さんによると今回のテーマ(?)は「あまりしゃべらずにたくさん曲を弾く」だそうです。クラシックの名曲を中心に、タンゴ、カンツォーネ、沖縄、日本、ディズニー、映画音楽など誰でも知っている有名曲ばかりを本当にたくさん演奏してくれました。白井さんのバイオリンは奇麗なビブラートでねばっこく、そして実に伸びやか。ひき込まれる演奏です。白井さんはメディアからも注目されていてライブの前日にはフジテレビの夕方のニュースに出演されました。視覚障害者の三段跳びでは世界ランカーなのです。今度ブラジルの大会に行かれるそうです。平林さんはバイオリンを奇麗に聴かせる上手い伴奏をされます。平林さんは昔の某アイドル歌手にそっくりなんですが、名前が思い出せなくてイライラしています。アイドルの権威三鷹まご工房さん教えてください!

スタンダード・ポップスに加え素敵なオリジナル曲を歌うシンガーソングライター、渡辺薫さん+一流プロミュージシャンによるスーパー本格ユニット!秀逸な歌詞とメロディをほんの少しだけアイドル系が入ったとても魅力的な声で歌います。またバックの5人のインスト陣がすごすぎます!大阪から渡辺さんのご家族も応援に来て下さり、立ち見満員で盛り上がりました。大渕さんのプロデュースにより7/25にファーストアルバム「泳いできてね」がついに全国リリースされます。これはいいですよ!皆さん買ってくださいね。

これはすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごすぎる!ほんとにいいのかしらと思うくらい申し訳ないと思うくらいすごかったです。超本格的なクラシックトリオのライブ。演奏曲目は「プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番op.94a 第一楽章」「グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 op.36<BR>」「チャイコフスキー:ピアノ・トリオ イ短調 op.50 「ある偉大な芸術家の思い出」 」の3つ。3つともものすごい大作。特にチャイコフスキーは後半ステージの全てを使って1時間弱のフルバージョンです。一流の演奏家による超至近距離の大迫力生演奏クラシック。これは贅沢すぎます。1回聴いたら2回目は私の言葉で徹底的に超宣伝して無理矢理にでもお客様を集めて聴いてほしいライブです。でも初回にお客様が少ないと2回目がなかったりするのです。これはクラスタ開業以来の本当に悔しいジレンマ。でも私は絶賛を禁じえません。森元さん、宮澤さん、みっこさん。願わくば再び!!

これは素晴らしい!私が今まで聴いたギターデュオの中でも最高の部類に入ります。毎月ご出演いただいている超絶ギタリストの関口祐二さんと、関口さんとは20年の付き合いでありながら今回が初めての共演という鈴木よしひささんです。鈴木さんはゲーム音楽の制作や、ビッグバンドの編曲などでも活躍されています。最初にそろぞれのソロ演奏があり、メインはギターデュオ。関口さんはマイクどりの親指奏法。鈴木さんはエフェクターかましたエレガットのピック奏法。スタイルは違いますが、お2人から生まれる演奏はものすごいグルーヴ感にあふれてすごかったです。鈴木さんのギターはまず音がとても奇麗。立ち上がりが早くて鋭い音で、かつ音が澄んでいるのです。途切れなく続くアドリブフレーズはまるでコルトレーンのサックスのようなシートオブサウンドです。それでいて全然飽きない。このデュオは本当にすごい!個人的好みで行ったら一番かもしれません。これはもっと多くのジャズギタリストの人に聴きに来てほしかったです!ぜひまたお願いします!!

飯塚兄弟を核とした「ノミの心ぞうさん」です。超実力派ユニットで、ウクレレ界では超有名です!ジャズ、映画音楽、POPSなど、みんなが知ってるおなじみの曲がレパートリーに多いのでいつでも誰でも本当に楽しめるライブです。今回の目玉は、真司さんのベースが今までのアコギ型ベースから本格的なコントラバス(ウッドベース)になったこと。電車で運んできます。大変です。始めてまだ2週間とは思えないレベルです。さすがにこの大きさは存在感抜群です。ライブ前半はバリバリインスト演奏。後半は自称脱力系伴奏にしっとり甘いボーカルもの。祥子さん激ウマ。ノミの心ぞう専属PAの三鷹まご工房さんのミキシング技術もあいまって本当に本当にレベルが高い演奏です。ゲストにドイツでも活躍中の有園さんのソロ演奏もありました。ノミの心ぞうさんのライブは終わった後がまた盛り上がるんですよねー。純吉さん超似合いますよ!(何が?)

ヨーロッパのクラシック音楽と、アフリカのリズムが融合して生まれたと言われるブラジルの伝統音楽「ショーロ」のライブです。パンデイロの酒井さんがしばらくライブ活動お休みということで、桜さんと岳一さんのデュオのユニットとなりました。山崎さんは、クラスタ第3金曜日に開催されている「ブラジルセッションデー」のセッションリーダー、桜さんはブラジル音楽演奏家集団「さくら組」リーダーとして東京ブラジル音楽界で大活躍中です。回数を重ねて、今やショーロのスタンダードと言われる曲ほぼ全てを網羅する20曲以上のレパートリーを持つまでになりました。桜さんは美貌と実力を兼ね備えた日本トップクラスの鍵盤ハーモニカ奏者です!これらをCDアルバムとしてまとめたらとても価値の高いものが出来ると思います。ショーロの普及に絶大な力となること間違いありません。楽しみにしてますよー!!

若者を中心に絶大なる人気の地元シンガーソングライターよねっぴことよねくらみすずさんです。ショートライブデーから対バン、そして今回初のソロライブ。今回も若者客が多いと思ったら今度はまたまた違った客層でいっぱいに!新しい称号「中年男性のアイドル」を加えたいと思います。オリジナル曲ばかり全16曲を演奏。本人はとても明るい人なのに、曲はほとんどがマイナー調で日常の悩みを歌ったものです。そういう意味では中島みゆきさんに通じるものがあります。よねっぴさんの曲でメジャー調なのってありましたっけ?またこの日はクラスタで釜谷デーやフリーコンサートでおなじみの釜谷明也さんが友情出演。前回若い女性のお客様が多かったので、黒服で胸毛チラリのセクシーダンディファッションで決めて来たのですが、今回は男性客ばかりで全然意味がありませんでしたヒー残念。

山梨県を代表するボサノバシンガー、ナナマリさんです。ほんわか天然系のキャラクターでいつもなごみのライブです。本人曰く、「テンポの早い曲を弾いても、ゆったり、まったり、と言われてしまう」そうですが、それはなかなか出来ることではありません。素晴らしい才能です。本物のブラジル人(実は日本人)サンバの王様加々美淳さん直伝のギターは、まさに加々美さん風の演奏になっていてびっくりしました!サンバ・ボサノバのスタンダードと、ほのぼのした中にもスパイスと風刺の効いた歌詞のオリジナル曲を交えての楽しいライブです。この秋にはオリジナル曲を集めたミニアルバムをリリース予定だそうです。楽しみです。またこの日は、クラスタで知り合って4月にご結婚されたばかりの倉田ご夫妻がゲストとして出演。名付けて「クラタス」(勝手に超仮称です)。結婚式でお会いしたご親戚やお友達の皆さんが大勢見に来て下さいました。ありがとうございます。

おかげさまでクラスタは開店5周年!満員御礼超激盛り上がりありがとうございました!さぶゲストの三鷹まご工房さんの演奏からスタートして酔弦総帥堀尾和孝さんの「アコギ一本勝負!」で大熱狂!その後も飛び入り続々ありがとうございます!!あまりにもマニアックなコンセプトで当初は1年持つかどうかと言われておりましたが、皆様の暖かいご声援のおかげで今日までやってこられたと大変感謝しております。6周年目指してまた1年がんばります!!

今日は七夕。なぜこれで「たなばた」と読むのか私はいまだに分かりません。今年は[777]なのでパチンコ屋でも何かイベントがあったのでしょうか?そんな今年の七夕ライブは共に高田元太郎師匠門下の若手実力派クラシックギタリストの服部さんと熊野さんのお2人です。ご予約で満員のお客様に備えてコスプレアイドルいてこ姫が金魚の浴衣で手伝ってくれました。曲目は、現代曲や比較的新しい曲が多くありました。いわゆる前衛的な曲もありましたが、こういう曲は即興のようでいて楽譜どおりに弾いているのが不思議な感覚です。デュオ中心でそれぞれのソロもありました。服部さんはソルやバリオスなど、熊野さんはオリジナル曲と即興演奏でした。おかげさまでこのところクラシックギターライブが盛り上がっております。この日も名だたる有名ギタリストのお客様が多数見にいらしてくださいました。クラシックギターのネットワークが広がってきているようで嬉しいです。

日本を代表するギタリスト、佐藤正美さんです。今回は普段あまり演奏していないオリジナル曲を中心にたっぷり19曲。それにしてもいい曲が多いです。ここ1年で何回もライブをしてくださっていますが毎回たくさんの違う曲があり、そのレパートリーの多さにも驚いています。ジョビン、ジョアン、バーデンなどのボサノバの曲も演奏して下さいました。今回も超名器アグアドの完全生音。一流の演奏家による一流の楽器の生音は本当に素晴らしいものです。軽快な中に深みが感じられます。そしていつも思うことなのですが、佐藤先生の演奏にはいつも絶妙な「間」があります。音を出していない「間」にも気を使われている細やかさが感じられます。佐藤さんのライブの後は飲み会になるのですが、いつも勉強になるお話が満載で充実した時間です。 ライブ後に佐藤先生が店の安物のギターでとても奇麗な音を鳴らされたのにも驚きました。 やはりギターの差よりも腕の差で音色が作られるのだとあらためて認識しました。やはり一流の人はどんなギターでも奇麗に鳴らす方法を知っています。 これがいわゆる「弘法笛を選ばず」ということでしょう。 (実際は選びますが)

本日7月5日はクラスタ開店記念日。おかげさまで5周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます。そんな記念日のライブは、私が「奇跡のライブ」と呼んでいるエルフエジェ・キンテート(五重奏団)ライブ。いやーベースの清水さんが激ヤセしててびっくりしました。今回はなんと全曲ピアソラ特集!オブリビオン、リベルタンゴ、アディオスノニーノなどの超人気曲を含むピアソラ三昧!しかもこの超本格編成での大迫力ライブ!パワフルさと思い切り度合いがますますすごくなって来たように感じました。汗ほとばしる全力投球ライブ。それにしてもいつもすばらしい演奏です!お客様もミクシiつながりでたくさん来て下さりすごい盛り上がりでした。5周年のいい記念になりました!ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

かつてクラスタを熱狂させた石川さん。1年ぶりの登場です。古賀メロディ、石原裕次郎、美空ひばりなどの歌謡曲、フォークソング、海外ポップスなど全体的に懐メロジャンルを中心にオールオリジナルアレンジで、トークも少なめに延々と大量に演奏して下さいました。途中でお客様から歌声が入ったりしてかなり受けてました。レギュラー復帰予定ですので皆様よろしくお願いいたします。

一期一会のギターアンサンブル。スコイズミ魅惑のギターデュオです。全くのぶっつけ本番で珠玉の音楽を奏でます。須古さんの鉄弦フラットピック奏法と、小泉さんのナイロン弦フィンガーピックのコントラストがまた面白い。小泉さんの堅実で安定感のある演奏に対し須古さんのなんじゃこれは奏法が絶妙にマッチング。須古さんはジャズギタリストには珍しく(?)チョーキングを多用されるのですが、これがまた実にいやらしい。(ほめてます) ジャズ・ボサノバのスタンダードを中心に、懐かしい童謡もこうくるか!?という不思議アレンジに仕上がります。本当に毎回楽しみなライブです。ライブ終了後は大セッション大会!中でもMさんはいつもマイギターを持参され今やプロ並の演奏です。ライブデビューも近いか?!またこの日は講談社ポータルサイト「モウラ」さんの取材もありました。近日公開だと思います。またHPでお知らせいたします。

早いもので2007年も折り返しとなりました。ついこの前正月だったのになあ・・・。この日はともにクラスタ初出演の佐藤弘和さんと小関佳宏さん。佐藤さんはクラシックギター雑誌でもおなじみのギター作曲家としても有名です。佐藤さんはクラスタの近所の公民館でギター合奏を指導されていて、5年前に一度ご挨拶に伺って以来の久々の再会です。小関さんは佐藤さんのお弟子さんで現在仙台で活躍されている若手ギタリスト。今回のライブは「全曲オリジナルライブ(アレンジ含む)」ということで、それぞれのソロと二重奏の充実した内容でした。お2人のギターは偶然にも(?)野辺工房作だそうです。情景をイメージさせる優しい感じの曲が多く、私は特に佐藤さんの「赤ちゃんのために作った曲」シリーズがとても気に入りました。また佐藤さんは珍しい左利きで弾くギタリストで、頭の固い私は見ていて頭が混乱してしまいました。そういえばギター以外に左利き用楽器ってないような気がします。おかげさまでこの日も立ち見超満員。ありがとうございました。ぜひまたお待ちしております!

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