ライブ写真館 2007年4月

ドキドキ・ワクワク・スリル感いっぱいのテナーサックス&ピアノの若手女性ジャズデュオライブです。間瀬さんのコルトレーンばりの吹きまくりスタイルと、漆館さんの優しいタッチのピアノが対称的でいい感じです。スタンダードジャズ中心のライブでしたが、今回は漆館さんのオリジナル曲もありました。そして今回は、前回のライブでの私のリクエストにお応えしていただき、あのコルトレーンの大名曲「ジャイアントステップス」も演奏してくださいました。ありがとうございます!一度生で聴きたかったんですよ〜。これはぜひ毎回やってくださいねー。やっぱりコルトレーンいいなあ。ジャスファンの○○さん、サックスプレイヤーの△△さん!出演者だけでなくお客様も美人揃いですよー。

クラシックギターの柳さんと野島さん。久々のクラスタライブです。柳さんはスペインの王立音楽院高等科を卒業されデュプロマの資格を取得。野島さんは数々のコンクールで入賞され、2005年には第34回神奈川新人ギターリストオーディション第1位を受賞。実績と実力を持った若手クラシックギタリストのお2人です。今回はそれぞれのソロ演奏が中心でした。柳さんは「軽い曲」野島さんは「重い曲」とのことでした。重い曲=長い曲という意味なんだそうです。長い短いはありましたが、お2人とも1音1音をしっかりと美しく、きっちりとした端整で滑らかな演奏をされます。クラシックを弾くならこんな演奏が理想です。野島さんはGW最後の日5/6(日)に武蔵野市民会館文化ホールで開催される「第38回クラシカルギターコンクール」に出場されます。優勝候補です。あ、楠君も井上君も山田君もエントリーしてる!!優勝記念ライブでお待ちしてます!

京都から沖縄まで8都市を周る関西ライブツアーを終えてさらに仲良くなって東京に戻ってきたブルートークアンドラブのお2人です。それぞれのオリジナル作品が入ったミニアルバムもリリースしました。経験を積むたびに上手くなっていくのがよく分かります。平均年齢まだ20歳のお2人。たなべ君の伴奏能力はすごいです。ちぴちゃんのレパートリーの幅の広さもすごいです。とにかく上手い。次回のライブは松浦亜弥を振り付きで絶対やってくれます。CDと楽譜貸しました!毎回リクエスト受付中で、2人の音楽の世界はあらゆるジャンルに広がっていきます。

山本真莉さんと加々美淳さんのサンバ&オリジナルライブ。 このお2人の影響で私はサンバが大好きになりました。ハワイ帰りの真莉さん 、おみやげのマカダミアナッツありがとうございました。真莉さんの爽やかで突き抜けるような歌声はいつも素敵です。バーデンパウエルのギターの真似事をしている私にとって、加々美淳さんは最高に尊敬するギタリストの一人です。 あのリズム感、グルーヴ感は一体なんなんだ。すごすぎる! あの突っ込み。真似したい!さすが本物のブラジル人は違う!(実は日本人) ああ、どんどん天井が遠ざかっていく〜・・・こんなすごい人たちの演奏を毎晩のように聴いていると、私はいくら練習しても練習してもちっとも上手くなったような気がしないのです。 でも練習はしているのだから、少しくらいは上手くなっているのだと、思いたいです。この日はブラジル人ハーフのカオリさんがメイド服を着てくれたり飛び入りで歌ってくれたりしてくれました。彼女はポルトガル語が分かる人で、歌詞を聴いて笑ったりしてるのがうらやましかったです。ポルトガル語も勉強したいし世界の地理や歴史にも興味がわいてきました。一つのことに凝り出すと関連する他のことにもどんどん興味が広がっていくのですね。「専門バカ」なんて言葉がありますがあれはウソです。本当の専門家というのは他の分野に関する教養もすごいはずなんです。加々美さんはすごい人なんです。

ベテランジャズギタリスト、須古典明さんです。普段、須古さんは女性ボーカリストの伴奏で引っ張りだこの人ですが、完全ソロギターを定期的に演奏されているのはもしかしたらクラスタだけかもしれません。いつも根強いファンのお客様が来て下さいます。鉄弦フラットピックのジャズ・ソロギターというスタイルだけでも珍しい存在ですが、何と言っても演奏が素晴らしい!ジャズを中心にビートルズや童謡などを抜群のリズム感と不思議なコードワークで繰り広げられる超快適音響空間スコソロワールド。どの曲もうっとりです。スポット1個の須古照明でより幻想的にお送りしております。電気代は節約できますが、インク代がかさみますヒー。須古さんのライブの第3ステージはいつも楽しいお客様参加のセッションタイム。毎回参加してくださるMさん。もうすでにプロ級の腕前です。ライブデビューも間近か?!

クラスタ初出演、三国淳さんです。この日は三国さんのお誕生日。三国さんの本業はイラストレーターです。バースデーイベントとして店の壁際にずらりと作品を飾ってくれました。いやーやっぱりプロの原画は美しいですねー。柔らかで優しい感じの作品が多くかなり私好みでもあります。音楽の方は趣味とのことで「tri-angle」のお名前で活動されています。作曲や機材など趣味の範疇を超えてます。楽器はオベーションのナイロンアダマス。オリジナル作品の他、アルデメオラ、ピアソラ、ディアンス、ピアソラ、バリオスなどの有名曲のオリジナルアレンジものを演奏してくれました。大聖堂を鉄弦でピックで弾いたりどれも面白いアレンジでした。絵、音楽、そしてギターケースや洋服までも作ってしまわれる多彩な人で、まさに総合芸術家と言っていいでしょう。しかしこの日は暑かった!今シーズン初のTシャツ&冷房でした。だんだんと夏が近付いてきました。

日本を代表するギタリストとして非常に多くのオリジナル曲を発表されメジャーで活躍を続けられている佐藤正美さんです。今回は人気イベント企画「公開レッスン&模範演奏ライブ」です。受講生は小谷野修一さんと高橋正樹さんのお2人。レッスン曲は小谷野さんはバーデンパウエルの「テンポフェリス」、高橋さんは佐藤先生オリジナルの「タルゴ」とバーデンの「悲しみのサンバ」でした。お2人ともさすがにかなり練習を積まれて来ての受講で、佐藤先生からもより細かく鋭くそして深いコメントをいただき聞いているだけでもとても勉強になりました。私が印象に残ったのは、弾き終わったあとにまで、武道で言う「残心」のようなものが必要、ということ。うーむ深い。後半のライブでは、最近のライブではやらなかった曲を中心に演奏していただきました。このサービス精神とレパートリーの多さに感謝感心です。この日は国分寺市議会議員選挙の選挙運動最終日で、ライブを18時半から始めたこともあり、20時まで時折選挙カーの名前連呼がちょっとうるさかったです。すみません。

超美少女ピアニスト、パトリシア津田さんと、物静かなフィンガーピッカー、湯浅佑一さんのジョイントライブです。このお2人のジョイントライブは構成がしっかりしていて練習十分と言った感じでとても好感が持てます。パトさんが毎回作ってこられる小冊子の式次第は捨てるのが勿体無くて全部取ってあります。パトさんソロ、湯浅さんソロ、デュオの順で2ステージ2回づつ。途中から来られたお客様にも両方の演奏を聞いてもらえるようにという配慮です。気配りライブですねー。それぞれオリジナル中心の演奏で、パトさんは先日「立川イメージソングコンテスト」で優秀賞を受賞されたのですが、その歌「君住む街」も歌ってくれました。パトさんの歌は味があっていいなあー。湯浅さんはいつもエフェクターを通して音色加工していましたが、なんと今回は初のマイクどり。いろいろ試し中とのことですが、マイクでリバーブをわずかにかけただけの透き通ったアルペジオの音色が音がこれまた素晴らしい。デュオもそれぞれの性格が生かされていい感じです。それにしてもパトさんはかわいいです。

見に来ると良いことがある幸せライブ、山本のりこさんのボサノバライブです。あいにくの雨でしたが常連さんが大勢見に来て下さいました。昨日のライブレポートにも書きました今月ご結婚されるK田さんとK本さんはのりこさんのクリスマスイブライブで出会いました。K本さんものりこさんのお弟子さんです。いてこさんものりこさんのライブを見に来られた当日に弟子入りして、今ではクラスタで大人気のボサノバシンガー。大勢の優秀なお弟子さんも活躍されています。完成度と安定性の高さではのりこさんは日本トップクラス。のりこさんのライブに来ると誰もが優しい気持ちになれます。そんなに難しいことはしていないように見えるのですが、一見シンプルなように見えてあの表現力。歌とギターのあの素晴らしいバランスは誰にでも真似できるものではありません。山本のりこさんは間違いなく日本のボサノバ界の一等星です。

山梨県在住のボサノバシンガー、ナナマリさんです。山梨県唯一の女性プロボサノバシンガーです。ボサノバを中心に、サンバやオリジナルソングを演奏します。オリジナルソングの歌詞がまたほのぼのとしていて面白いです。そしてナナマリさんはギターが激上手!もともと上手かったのですが、サンバの王様加々美淳さんから直々の指導を受けて、サンバのグルーヴを見事にものにされました。体全体でリズムを取っています。サンバとボサノバで意識的に弾き方を変えていますし、弾き語りで彼女ほどギターの上手い人はなかなかいないでしょう。素晴らしいです。今回も数曲ピアノストの倉田典明さんが参加。ほとんど左手を使わず右手で単音をポロンポロンと、音数は少ないですがとてもきもちよくからんでくれます。実はナナマリさんのお友達の桐本さんと倉田さんが、クラスタのライブで知り合って交際を続けて来られ今月末にめでたくご結婚することになりました。 おめでとうございます!私とナナマリさんが最初ちょっとだけご紹介させていただいたご縁で、この日婚姻届の証人欄に署名捺印をお願いされて書かせていただきました。 結婚式には私もご招待いただいたのですが、礼服のズボンがはけるかどうかが心配ですヒー。

都内を中心にバリバリライブ活動をされている本格インスト&ボーカルユニット「ノミの心ぞう」さんです。飯塚さん兄弟を核としたノミの心ぞうさんですが、現在はこの5人でほぼ固定メンバーとなりました。飯塚さん兄弟の高音楽器のウクレレと低音楽器のベースギターの組み合わせが広い音域を生み出し、それにパーカッションとピアニカが加わりとても豊かなハイレベルなアンサンブルを聴かせてくれます。曲目も、ジャズ、映画音楽、POPSなど、みんなが知ってるおなじみの曲ばかりで全く飽きることはありません。今回はオリジナル曲の披露もありました。そして祥子さんの歌がまた上手すぎるほど上手い!今度仙台で行なわれるジャズフェスティバルにも参加されるそうです。これからますます活動範囲が広がっていくものと思われます。そろそろ演奏をCDにまとめて出してほしいなー。

超美人で明るくて爽やかなジャズシンガー、前田ひろみさんお久しぶりです!ピアノは歌伴のスペシャリスト宗のぶひこさん。そして今回はウッドベースの金澤浩一さんが初出演。素晴らしいリズム感と堅実な演奏です。お客様もいっぱい来て下さって終始明るく楽しいライブでした。ひろみさんがMCで「暗い内容の曲が続きましたが」と言っても、「え、そうだったの?」って言うくらい明るい印象に聴こえました。英語分からないしー。この彼女の周りを明るくしてくれる人柄はすごい才能だと思います。曲目はジャズを中心に、サザンオールスターズやカーペンターズなどたっぷり。ゲストにパーカッションのJCさん、ギターのT原さん、そしてライブ終了後にお客様が半数近く帰られたあとに始まった第3ステージではトロンボーンの星野さんも参加して下さり最後まで賑やかな夜となりました。

横浜ではフィンガーピッキングコンテストが開催されているこの日、過去にフィンガーピッキングコンテスト決勝進出者だった千代田君が貸切で企画した「素朴な楽器隊たち」イベントライブです。お友達で店内満員!ありがとうございます。千代田さんと山下さんは同じ学校の同級生で、それぞれのお姉さんとお兄さんが結婚されたので今は義理の兄弟の関係だそうです。卒業してから久しぶりに会ったらお互いギターをやっていたということで一緒に活動を始めたとのこと。まず始めに山下さんと佐川さんとのデュオ。シンプルな構成ですがとてもしっかりした演奏でじっくり聞かせます。オリジナルの他、ロック、アニメ、歌謡曲など有名曲も多く選曲もいいです。千代田さんのソロギターは今回は特にバシバシ叩くものが多くノリノリでした。その他、千代田×山下、千代田×佐川と、3人全員の組み合わせもあり、貸し切りイベントということもあってトータル3時間を越すロングライブとなりましたがネタも多いし構成もしっかりしていたし演奏も上手いし、とてもよかったです。今度は貸切ではなく通常一般向けでのライブをぜひやってほしいです。

自称体育会系シンガー濱のぞみさんと、歌伴は濱さんとしかやらない(?)国立音大卒のジャズピアニスト久保嶋直樹さんのお2人の恒例人気ジャズライブです。大人のジャズでお客様の平均年齢は明らかに私より上でした。濱さんによれば、ほとんどが立川のN家さんのお客さんだそうでM穂さんすみません。今度飲みに行かせてもらいます!濱さんは翌日4/7が○○回目のお誕生日ということで、ライブ後には全員でお祝い会をしました。なぜかライブ後に懐メロCDで盛り上がりましたねー。濱さんは松田聖子ファンみたいで次回のライブには何曲か歌ってくれるかもしれません。

日本の誇るジャズギタリスト関口祐二さんです。数え切れないくらい多くのギター教則本を執筆されています。ガットギターでのソロ演奏を得意とされ、許される限りマイクを使わず生音にこだわります。クラスタでもほぼ毎月ご出演いただいていますが、先月はギターデュオそして今月はピアノとのデュオのライブでした。ピアノはクラスタ初出演の高橋聡さん。奥様は有名なトランペッターです。さすがにピアノと合わせる時はマイクを使っての演奏です。関口さんはソロの時は4本指を使って弾きますが、他の楽器と合わせる時は師匠の宮之上さんと同じ親指奏法になります。全体的に軽快で爽やかな曲が多くとてもいい感じでした。関口さんのソロじゃないギターもいいですよー!

クラスタで一番本格的なクラシックライブ。みっこさん&みねりんさん&いずるんさんによるピアノトリオです。毎回素晴らしい演奏に感動しています。クラシック音楽は、J−POPやいわゆる洋楽などのような一過性の爆発的な大ヒットというものはありませんが、何百年も世界中の人に愛されてきた音楽なのでトータルで考えれば最も浸透している音楽なのです。それこそがクラシックのクラシックたるゆえん。今回は前半は映画音楽やボサノバなどのアレンジもの、後半はベートーベンやブラームスなどのクラシックが中心で幅広いプログラムでした。私としてもこういうライブにお客様が少ないとクラスタの先行き不安を感じてしまうのですが、常連様もおかげもあり多数のお客様が来て下さりとても嬉しかったです。ファンクラブ会長の釜谷さんもいつも新しいお客様を誘って下さり感謝です。みねりんさんといずるんさんはボサノバに興味があるそうで、終演後にボサノバギター教えてほしいと言われなぜか私が一流音大出の2人に教おしえすることにヒー。恐れ多すぎますですー。ギターには生まれて初めてさわったそうですがいきなりちゃんと音出せてるのはやっぱりさすがです。次回は6/8(金)。超本格的で重量級のプログラムや、超超絶技巧な曲を中心にがっつりやってくださるそうです。楽しみです!ありがとうございました。

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