ライブ写真館 2006年2月 より多くの環境でご覧いただけるようにテキストを画像代替表示するようにしてみました。

超大型新人!上手い!上手すぎるぞこの若者たち。1月のブラジルセッションデーに突如現れた超実力派若手2人組。福岡から出てきた宮崎さんと日野君。透き通って突き抜ける歌声と、キレ抜群のギター。ほとんどの歌でからむ美しいハーモニー。レパートリーは、ボサノバ、ジャズ、MPB、オリジナルなど多彩。自信にあふれて迷いのない感じが聴いていてすごく気持ちいいです。ギター&女性ボーカルのボサノバユニットではピカイチ。幸子さんのちょっとおもしろいノリは最高です。私田中が自信を持ってご推薦申し上げます。

いやー毎回楽し〜!大人気の真莉&JUNサンバデュオ。前半はしっとり目の歌で始まり徐々にノリノリモードに突入。真莉さんのコッキーポップ風日本語オリジナルソングには癒されます。そして加々美さんのギターのノリは何回聴いてもすごい!私は加々美さんの影響でどんな音楽を聴いても自然にサンバのリズムを刻むようになってしまいました。それほどまでに加々美さんの存在感はすごいです。3月から1ヶ月加々美さんはブラジルに渡るため、3月のライブは久々に山本真莉さんのソロです。3/14(火)です。よろしくお願いします。真莉さんのすごいところは歌唱力はもちろんのこと、何百曲もあるレパートリーを全部歌詞を覚えて歌うところです。まさに人間歌詞カード。日本語オリジナルソングを中心にサンバ、スタンダードナンバーもたっぷりです。トークも面白いのでみんなでどんどんつっこんで楽しみましょう!そして加々美さんは4/7に日本に帰還されるご予定ですが、なんと翌日の4/8(土)にクラスタで帰国後初のライブ決定です!お疲れのところスミマセン!ブラジルのお土産話もたっぷりだと思いますよ!今から楽しみです。

日本を代表するボサノバギタリスト佐藤正美先生による公開レッスン&模範演奏ライブです。前回は全員バーデンマニアの男性ばかりという超コアな雰囲気でしたが、今回は女性のお客様も多数&クラシックギターを始めたばかりの幼稚園のお子さんもいらしてくれて和やかな雰囲気となりました。前半は公開レッスン、後半は佐藤先生の模範演奏ライブ。今回の受講生は、高橋さん、河野さん、小泉さん、中尾さん、前田さんの5名様。レッスンの曲目は、高橋さん(いそしぎ、イパネマの娘)、河野さん(クマゲラの森、アペロ)、小泉さん(ジェット機のサンバ、イパネマの娘)、中尾さん(ボンファに捧ぐ、イパネマの娘)、前田さん(ビリンバウ)でした。さすが皆さんかなり練習していらしたようでレベル高かったです。後のライブでは、オリジナル、バーデン、ボサノバ、クラシック、アドリブメドレーなど佐藤先生ならではのバラエティ豊かな内容でした。ライブ終了後も飲みながら遅くまで盛り上がっておりました。勉強になって楽しい時間が過ごせました。

イェーイ!ウォルフィーさんです。山口さんです。お2人とも米バークリー音大出身です。先月に引き続き今回も楽しませていただきました。この世に弾けない楽器はないと思われるマルチインプロヴァイザーのウォルフィーさん。何を弾いてもメチャウマ。リズム感というかノリというか、うまく表現できないのですが、聴いていて本当にここち良いです。素晴らしいです。ギターを弾きながらのボイスパーカッション、高音裏声アドリブユニゾンなどの一人二役テクニックもこれみよがしじゃなくて本当にさりげなくやって最高の効果を演出しています。山口さんとの楽器の会話もばっちり。演奏中も「イェーイ!」連発ライブでした。ジャズが好きな人はぜひ見るべし!次回は1ヵ月後3/17(金)です。

日本一かわいい(自称)ジャズボーカリスト大野めぐみさんと、日本一人気の高いジャズギタリスト宮之上貴昭(ヨシアキ)さんのお2人によるノリノリで明るくて楽しいジャズライブです。宮之上さんはすでにお酒が入ってオヤジギャグを連発しながら演奏も超絶。あらゆるテクニックが飛び出し聴いていて面白くてしょうがない。宮之上さんレベルになると単に上手いとかじゃなくてすでに別格です。大野さんもオヤジギャグに負けずに年齢詐称ギャグを連発。それにしても大野さんも上手い。クラスタ・ジャズ部長のオリオン星人さんも超絶賛です。しかし並の歌手では宮之上さんの伴奏では並の歌手では絶対歌えません。私のような素人が考える伴奏の域を超えちゃってます。それだけ宮之上さんが大野さんのことを信頼している証拠でしょう。このお2人のライブは今後も見逃せません!

毎回季節に合わせたテーマに沿ってポピュラー、クラシック、オリジナル等幅広いレパートリーで楽しませてくれる倉田さんのピアノソロライブです。今回のライブは、1st「倉田典明オリジナル作品集」、2nd「お耳直しのスタンダード集」でした。編曲家としても活躍されている倉田さんならではのオリジナルアレンジ、そしてオリジナル曲の完成度、演奏の実力もすばらしい!ピアノ教室の先生としても多忙な倉田さんですが、これほど精力的にライブ活動をされている先生に習っている生徒さんはとても幸せです。多くの固定ファンのお客様が見に来てくださり、いつも楽しいライブになっています。

マドリッド王立音楽院ギター科を首席で卒業後、ナルシソ・イエペス氏に師事。その後世界中で活躍され世界的に有名な日本人ギタリストのお一人柴田杏里さんと、昨年第34回神奈川新人ギターリストオーディション第1位を獲得した野島史行さんのお二人による、クラシックギターオール二重奏ライブです。前半はモーツアルト、山弦などバラエティに富んだプログラム。後半は南米特集ということでタンゴ、ショーロ、ピアソラなどのプログラムでした。アンコールのベンチャーズのテケテケリズムに乗せての意外な曲延々メドレーも楽しかったです。この日のライブはお客様が1回では入りきれないということで、夕方からと夜からとに分けて完全入れ替え制で開催しました。みちよちゃんに臨時メイドさんで入ってもらいました。1部2部とも立ち見超満員でクラスタ新記録の合計53名のお客様がお越し下さいました。ありがとうございます!

ここちよさ日本一!ボサノバといったら山本のりこさん。なんかもうムチャクチャ上手いです。スタンダードを中心にボーカルもギターも特別なことをしているわけではないのに、普通にたんたんと弾き語りをしているように見えてその完成度がものすごいです。意図して変ったことをすることによる「これが自分の個性だ」みたいなところは感じられません。のりこさんの個性は安定した基礎の上にスタンダードでオーソドックスだけれどもその完成度、レベルの高さがとてつもなく高いということではないでしょうか。個性というものは一人一人必ず持っていて、それはどうしたって消せるものではないのです。とにかく人と違ったことをすることが個性だと思い込んでいる人がたまにいますがそうではないのです。人と全く同じことをしようとしても隠し切れず表れてしまうものがその人の本当の個性なのです。のりこさんの歌を聴いているとふとそんなことを考えてしまいました。

一期一会のスーパージャズギターデュオ「スコイズミ」のお2人です。鉄弦フラットピックの須古さんとナイロン弦フィンガーピックの小泉さんによる打ち合わせ無しの超即興ジャズ。いい意味で変態プレイの多い(こう書くとますます変か)須古さんと、あくまでも落ち着いてオーソドックスさを貫く小泉さんとの掛け合いと、単なるリード+伴奏という感じではない臨機応変さがスコイズミの特長です。いつも序盤はなんとなくお互いの今日の調子などを探り合う感じで始まり、2人でお互い楽しみながら音楽の会話がかみ合って来るのが見ていて楽しいです。この日はお客様として来てくださった宮野裕司さんが飛び入りゲストとしてクラリネットを演奏して下さいました。スコイズミライブは毎回ベテランジャズマンの飛び入りがあるのでそれも楽しみの一つです。

世界的ジャズギタリスト宮之上貴昭氏を師に仰ぎ、モリダイラ・フィンガーピッキングコンテスト優勝を機会にナイロン弦による独自のソロ・ジャズギターを追求されている、関口祐二さんです。クラスタでは毎月レギュラーでお世話になっております。今回の注目は、ニューギター「アントニオマリン」。スペインはグラナダ産の高級手工ギターで、超激鳴り!今までのライブでは関口さんは口癖のように「このギターは鳴らないんですよねー」とおっしゃっていて、確かに音が小さくマイクを使っての演奏だったのですが、このアントニオマリンは鳴る鳴る!ギターが違うとこうも違ってくるものなんでしょうか。音量が倍になった感じ。もうマイクは必要ありません。完全生音がガンガン伝わってきます。関口さんはギターのことを「相棒」と呼び、「新しい彼女との共同作業」と言っていました。今までは「ギターとの戦い」だったのですが、この日の演奏は「まだこの人(ギター)の方が僕より格上。彼女(ギター)に助けてもらっている部分の方が大きい」となんとも謙虚な発言をされていました。超絶新曲も毎回増えてきていて、毎回のライブが楽しみです!

なんと立ち見超満員!ゲストもいっぱいで盛り上がりましたー。みなさんありがとうございました!ノミの心ぞうさんはますます完成度高くなりました。誰でも知ってるスタンダードの曲ばかりという選曲コンセプトがすばらしいです。私のミクシブログで「メイドライブハウス」の話をしていたら、男女ともに賛同者続出で、なんと成田さんが自らすすんで第一号を買って出てくれました。休憩中などはメイドの格好でメイド本来のお仕事のお給仕も手伝ってくれたりと結構ノリノリでがんばってくれました。メイド服は男性陣だけでなく女性陣からも「かわいい」と大好評でした。秋葉原のそれのノリとは明らかに別物のノリですね。音楽とビジュアルの総合エンターテイメントなライブです!次回も楽しみです!

本物のブラジル人加々美さん(実は日本人)も認めるサンバ歌手かなえちゃん、1年4ヶ月ぶりに満を持しての登場です。かわいい顔に似合わず(?)渋めの声で本格的なサンバ曲を素晴らしい歌唱力で歌ってくれました。トークもかなり練って練習して来られたようで、1曲毎にとっても真面目な詳しい解説をしてくれました。持ち前の天然さで笑いも取りましたが、でも一生懸命さがすごく伝わってかなえちゃんの意気込みがとても感じられいい雰囲気に包まれたライブでした。好感度抜群です。最近始めたというカバキーニョの弾き語りもお見事でした。盛り上げ上手なお客様のおかげで、ときおりみんなで合唱したりと大いに盛り上がりました。かなえちゃんは今年ブラジルに行って本場のサンバの勉強をしてくるそうです。日本を代表するサンバ歌手になれるようみんなで応援しましょう!

いやーノれましたよー。素晴らしい演奏でした。店内満席!ありがとうございます。ショーロはヨーロッパのクラシック音楽とアフリカのリズムが融合した移民国家ブラジルの伝統音楽で、サンバ・ボサノバの元祖と言われています。ブラジル音楽界でそれぞれに大活躍中のプロがブラジルの3つの異なる弦楽器を使ってのアンサンブル。サクサク感がたまりません。ショートスケールの鉄弦のきらびやかな高音のからみ合いを7弦ギターの低音がしっかり支えてバランスも安定感も抜群。スピード感がある曲が多いのですが、驚きの早弾きテクニックでサクサクとリズム感も抜群。超ハイレベルです。主なショーロのスタンダードをたっぷりと、そしてトリンダージオリジナル作品も演奏して下さいました。だけど完成度高すぎて、どれがオリジナルだったのか区別付きません・・・いや、いいものは残る。彼らのオリジナルが世界のスタンダードになる日も近い!3月には待望のファーストアルバム「記憶と風景」がリリースされます。楽しみです。この日はクラスタ初代バイトチャンさんの地元の地酒「松露」も大人気で品切れになってしまいました〜。チャンサンマッテマスヨー。

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